iTerm x tmux から Warp への移行を検討
開発マシンは mac でターミナルは iTerm x tmux を利用していました。新しいマシンで開発環境をセットアップする必要があって、以前から気になっていた Warp で完結できないか試してみたメモです。
Warp で実現したいこと
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最低限のプラグインと設定で快適に使える
- syntax highlight
- コマンドの入力補完
- session 管理
- session の復元
- window, pane 切り替え
- copy mode
- 背景透過
インストール
homebrew でインストールできる
brew install --cask warp
インストールするとまずサインアップを求められます。自分は開発系は GitHub アカウントでまとめています。ログインが完了するとアンケートに回答します。
入力が完了するとこんな見た目。
初期設定
軽く触った感じで下記はデフォルトで対応していました。
- syntax highlight
- コマンドの入力補完
背景色の透過も Settings の Appearance の Window Opacity から設定可能です。
-
背景透過
テーマはデフォルトでも色々と用意されていますが、リポジトリ から好きなカスタムテーマをダウンロードして使うことも可能です。
cd ~/.warp
git clone https://github.com/warpdotdev/themes.git
セッション管理
Warp は3つの方法でセッションを管理します。
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ctrl + cmd + l
でウィンドウ、タブ、ペインの構成を保存して後から開くことができる - セッションナビゲーション
shift + cmd + p
を使用すると、任意のセッションに移動できる - セッションの復元で、ウィンドウとタブを以前のセッションから自動的に復元する
間違っているかもしれないが Warp ではセッション=ウィンドウのようで、tmux のように session という workspace があってその中で window と pane があるような仕様にはなっていませんでした。
tmux と一対一である必要はないのですが、セッションを切り替えるたびに新しい Window が立ち上がるというのは気になりました。
copy mode
ありませんでした。vim モードの issue は上がっていたので、今後似たことはできるようになるかも?
面白い機能
ブロック
Warp にはブロック機能があり、ブロック単位でコピーしたり、Web 上で共有したりできます。
AI
「git でコミットを取り消したい」などやりたいことを入力すると、AI が自然言語を解析して回答をくれる。日本語対応。
結論
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最低限のプラグインと設定で快適に使える
- syntax highlight
- コマンドの入力補完
- session 管理
- session の復元
- window, pane 切り替え
- copy mode
- 背景透過
iTerm x tmux の構成をやめて Warp だけに移行することは現状では難しいという結論。ただし iTerm でいろいろと設定しないと行けなかった項目が、簡単に設定でき見た目もきれいなので iTerm -> Warp への移行はありかなと感じました。
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