【Power Pages】Microsoft Build 2024 アップデートまとめ
5月23日14時から行われた以下のイベントで聞いた内容のまとめです。
Microsoft Build 2024 発表72時間以内 Power Platform 最新情報
Book of News はこちら↓
Power Pages のブログはこちら↓
個人の備忘録ですので、多少不確かな部分や誤字脱字などあるかもしれませんが、それらを見つけた場合はこっそりお知らせください。
X(旧Twitter)のポストはこっそりこちらにまとめています。
Power Pages 概要
会社がWebサイトを作成するにあたり、考えることはいろいろあります
Power Pages は Power Platform の仲間の1つであり、ビジネスデータをセキュアに保ちながら外部に提供することができます
Azureなどとも強い連携があります
アクティブユーザーは2億5000万人以上で、これは前年比70%増です
Copilot による Webサイト構築支援
サイトを構築するページの右側に Copilot が出てきて、Webサイトデザイナーが隣にいるかのような支援をしてくれます
自然言語での作成が可能なので、サイト作成者のすそ野を広げることができます
VSCode での Copilot を使用した高度なカスタマイズ
プロ開発者向けの Copilot です。
コードが何を意味しているのかなどを説明してくれます
ウェブサイトでの Copilot チャット
エンドユーザー向けのアップデート
Copilot Studio で作成した生成AI 搭載のカスタムCopilotをサイトに置くことができます
Dynamics 365 Sales との連携も可能なので、人間によるチャットサポートでの営業支援もできるようになります
Copilot Powered Search
ロールベースのセキュリティがきくので、自分が閲覧できる情報だけで検索結果を要約して説明してくれます
Power Fx による動的コンテンツ
テキストや画像、アイフレームなどに Power Fx を入れられます
これまでコードを書かなければいけなかった、条件によってアイコンを変更する・処理を分岐させるなどの処理がPower Fx でできるようになりました
新しい UX コンポーネント
新しいコンポーネントが追加されました
以下のブログで動くところがみれます↓
VSCode Web での共同編集
プロ開発者と市民開発者の共同開発が行いやすくなりました
外部データソースの接続
Power Pages で扱えるデータソースは Dataverse のみだが、Dataverse の仮想テーブルという機能を利用して外部データソースを使用できるようになりました
SAP や Fabric のデータを使えるようになったので、サプライヤーポータルを作成することも可能
セキュリティについて
作成者向けのセキュリティワークスペース
AI がサイトの正常性を確認し、サイト作成者に向けて提案する機能
Power Platform 管理センターを開く必要がなく、Power Pages 内で完結する
ビルトイン Web アプリケーションファイヤーウォール
セキュリティスキャン
セキュリティの脅威と脆弱性を早期発見するための機能です
Power Pages はアクセス数による従量課金制
ハッキングなどでのリクエスト数増大で料金が嵩むのを防いでくれます
Power Pages の Power Advisor の推奨事項
マネージド環境にあるアドバイザー機能にPower Pages も追加された
証明書の有効期限が近付いているなどのアクション通知ができます
Power Advisor について以下を参照
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