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GitHubリンク集 ※随時更新

2024/09/19に公開

書籍執筆中によくGitHub Docsを参照するのでぱっと参照できるようにしたいのと、組織にGitHubを導入する際にGitHubの主要機能やできることを確認したいのでリンク集があるといいなあというご要望を頂いたので作成しました。随時更新予定です。

GitHubのプラン・料金

まずはGitHubのプランと料金が確認できるページ。GitHubでは個人向けの無料プランのFree、ある程度の人数でチーム開発ができることを想定したTeam、企業向けのプランであるGitHub Enterpriseがあります。各プランで利用できる機能と料金について記載されています。
https://github.co.jp/pricing.html

GitHub Enterpriseのプラン

企業向けのプランであるGitHub Enterpriseを使用する場合、さらにGitHub Enterprise CloudかGitHub Enterprise Serverかを選択することになります。
前者はGitHub.com上(クラウド上)でリポジトリをホストするためのプランで、後者はオンプレでソースコードをホストする用のプランです。

GitHub Enterprise Cloudについて
https://docs.github.com/ja/enterprise-cloud@latest/admin/overview/about-github-enterprise-cloud

GitHub Enterprise Serverについて
https://docs.github.com/ja/enterprise-server@3.10/admin/overview/setting-up-a-trial-of-github-enterprise-server

そしてGitHub Enterprise Cloudの場合、ユーザー自身でGitHubの個人アカウント作成させずにご自身のGitHub EnterpriseでユーザーをプロビジョニングできるEnterprised Managed User(EMU)を使うことができます。
GitHub EnterpriseでのEMU有効化のステップについては、下記ブログをご覧ください。
https://zenn.dev/yuriemori/articles/35cc56f57a9704

GitHubの主要機能

機能 概要 Freeプラン Teamプラン Enterpriseプラン Docリンク
リポジトリ コードを保存・管理する場所。Public(誰でもアクセスできる), Private(アクセス権を付与されたユーザーのみがアクセスできる)が選択できる。Enterpriseの場合、Internal(エンタープライズのメンバーのみがアクセスできる)も選択可。
Internalの設定も可
https://docs.github.com/ja/repositories/creating-and-managing-repositories/about-repositories
Discussions プロジェクトに関する議論を行うためのフォーラム https://docs.github.com/ja/discussions/collaborating-with-your-community-using-discussions/about-discussions
Wiki プロジェクトのドキュメントを作成・管理するためのツール Public Reposに限定される https://docs.github.com/ja/communities/documenting-your-project-with-wikis/about-wikis
Codespaces クラウドベースの開発環境 https://docs.github.com/ja/codespaces/overview
Issues バグやタスクを追跡するためのツール https://docs.github.com/ja/issues/tracking-your-work-with-issues/about-issues
Projects プロジェクト管理ツール https://docs.github.com/ja/issues/planning-and-tracking-with-projects
GitHub Actions CI/CDパイプラインを自動化するためのツール 2,000分/月 3,000分/月 50,000分/月 https://docs.github.com/ja/actions/about-github-actions/understanding-github-actions
GitHub Packages パッケージ管理ツール 500MB 2GB 50GB https://docs.github.com/ja/packages
GitHub Pages 静的サイトをホスティングするためのツール Public Reposに限定される https://docs.github.com/ja/pages/getting-started-with-github-pages/creating-a-github-pages-site
セキュリティ セキュリティ機能(Dependabot、セキュリティアラートなど) Enterprise Cloudの場合、アドオン追加でより高度なセキュリティ機能であるGitHub Advanced Securityの有効化が可能 https://docs.github.com/ja/code-security
GitHub Copilot AIペアプログラミングツール 別途契約で利用可能 別途契約で利用可能 別途契約で利用可能 https://docs.github.com/ja/copilot/about-github-copilot

GitHubのドキュメントについては、ページ左上のVersionの箇所でご自身が確認したいプランとバージョンを選択して下さい。

GitHub Copilotについて

GitHubのライセンスとは別に、GitHub Copilotを使用する場合は別途で契約が必要です。GitHub Copilotには、個人利用向けのfor individual、for Business、Enterpriseの3つのサブスクリプションがあります。各サブスクリプションタイプごとの料金はこちらをチェック
https://docs.github.com/ja/copilot/about-github-copilot

GitHub Copilotの機能についてはこちらを。
https://docs.github.com/ja/copilot/about-github-copilot/github-copilot-features

Copilot Enterpriseの機能について

https://docs.github.com/ja/copilot/about-github-copilot/github-copilot-features

エンタープライズ上のドキュメントコレクションをCopilotのコンテキストとする

GitHub Enterprise Cloudのライセンスを利用している場合、VSCoddeのエディターでのGitHub Copilot/Copilot Chatに加え、お使いのエンタープライズで管理しているドキュメントのコレクションをGitHub Copilot Chatのコンテキストとして設定して、ご自身のGitHub.comのエンタープライズのサイト上で自社のコードベースやナレッジをinputにしてGitHub Copilot Chatとのやり取りができます。

Pull Request Summary

プルリクエストの変更内容をAIが要約し、レビュー時に注目すべきポイントを提供してくれます。

PR補完(beta)

プルリクエストの説明を迅速かつ正確に記述するために、AIがテキストを生成して補完してくれます。

GitHub Copilotを会社で使いたいですが、セキュリティ的に大丈夫ですか?

というご質問も結構あったので、そちらに関してはGitHub Copilotのセキュリティ・ライセンスに関する懸念に関する調査メモを作ってくださった方がいらっしゃるのでこちらをチェック
(GitHub公式の見解を日本語訳してくださってます。元ネタへのdocsもこちらに)
https://zenn.dev/miyajan/scraps/3567cee380280c

GitHub Copilotのポリシー設定

また、for individual/Businessのサブスクリプションの場合、GitHub Copilotを利用する際のポリシー設定として、以下2点があります。

  • Suggestions matching public code.
    CopilotがサジェストしようとしたコードがたまたまGitHub上の公開コードと一致した場合に、そのままサジェストとして出す(Allow)か、除外して別の候補を出す(Block)かを切り替える​。

GitHub上に公開されているコードをそのまま流用したくなければBlockに。(知らずに知的財産を侵害しないように&これをAllowにするとGitHub上の変なコードもサジェストされてしまらしいのでBlock推奨)​

  • Enabling or disabling prompt and suggestion collection
    プロンプトと Copilot の提案を GitHub で収集して保持し、さらに処理して Microsoft と共有するかどうかを選択できます。

https://docs.github.com/ja/copilot/managing-copilot/managing-copilot-as-an-individual-subscriber/managing-copilot-policies-as-an-individual-subscriber#enabling-or-disabling-prompt-and-suggestion-collection

Copilot Enterpriseのサブスクリプションを契約している場合、上記に加え「Copilot に Bing へアクセス権を与える」等の設定もあります。
GitHub EnterpriseでのエンタープライズでのGitHub Copilotのポリシー設定については、こちらをチェック

https://docs.github.com/ja/enterprise-cloud@latest/copilot/managing-copilot/managing-copilot-for-your-enterprise/managing-policies-and-features-for-copilot-in-your-enterprise

プライバシーについて

GitHub Copilotでのプライバシー関連(個人データがどのように処理されるのか、どのように学習に使用されるのか、データの保持期間など)のGitHub公式の見解はこちらをどうぞ。
https://github.com/features/copilot/#faq-privacy-copilot-for-business

Responsible AI

GitHub公式の責任あるAIとしての運用方針、データの取り扱いの方針についてはこちらを。
https://github.com/features/copilot/#faq-privacy-copilot-for-business

セキュリティ

GitHubで提供されているセキュリティ機能について、GitHub Enterprise Cloudを契約している場合、コードの中のセキュリティ的な脆弱性の排除などのより高度なセキュリティ機能であるGitHub Advanced Securityをアドオンとして追加することができます。
さらに、GitHub Advanced SecurityをMicrosoft Defender for Cloudと統合することによって、GitHubリポジトリのセキュリティスコア、GitHub ActionsのCI/CDでデプロイする先のクラウド環境のセキュリティスコアも確認することができ、包括的なDevSecOpsを実現することができます。
詳しくはこちらを!
https://zenn.dev/yuriemori/articles/0d7ef5b16c9655

GitHub Next

GitHub Copilotをはじめ、生成AIを活用した更なるアップデートが予定されています。GitHubの今後の更新情報やwaitlistへの登録はこちらを!
https://githubnext.com/

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