普段ロックフェスしか行かないおやびんが技術のフェスに行ってみたから比較したるわなぁ〜(フロントエンドカンファレンス北海道2024)
簡単まとめ
技術のフェスであるカンファレンスは、ロックフェスと同じくらいお熱いわぁ。
夏フェスは暑くてしんどいよぉ〜って子分達は技術系のカンファレンスに行けばいいトモ。
でも注意することもあるからちゃんとチェックやで。
プロローグ
実行委員長が終わりの挨拶を告げた直後、会場は歓声の嵐に巻き込まれた。
「ウォォォォ!最高だったぜぇぇぇ!また来年も北海道で開催してくれよなぁ!!」
「もうフロントエンドカンファレンス北海道無しには生きていけないよママァァァ」
「こんなにも胸が熱くなったのは学生運動の時以来じゃ...のぉ?婆さん。」
なんだ?目頭が熱い。また来年、ここでみんなの顔が見たい。そう思えた18の熱いひと夏のおもひで
本記事の対象者
- ロックフェスと技術系カンファレンスの違いを知りたい人
- カンファレンス初心者
- ↑特に行ったことがない。行きたいけど迷ってて行けない人(ぴえん)
(もちろん本カンファレンス参加した人も感想記事として見てネ)
ロックフェスと技術系カンファレンスの比較
項目 | ロックフェス | カンファレンス |
---|---|---|
聞く姿勢 | 人の上を転がる | 椅子に座るか大人しく立ったまま |
ドリンク | 強制600円で買わされる | スポンサーブースとかでいただける(かも) |
登壇者 | 有名なあの人も無名の新人もいる。 | 有名なあの人も無名の新人もいる。 |
参加者の熱狂度 | 高い。時間もお金もかけてくるもん | 高い。時間もお金もかけてくるもん |
幸福の源泉 | 好きなものや初めての発見に溢れてる | 好きなものや初めての発見に溢れてる |
お気づきだろうか?これだけ類似点が多いと、ロックフェス = 技術カンファレンスと言っても過言ではない。というか実はロックフェスとは技術カンファレンスのことだったのだ...!
むしろドリンク代が不要なことや人が人の上を転がらないことを加味すると、夏フェスよりも技術カンファレンスの方が嬉しい気さえしてくる。
初めて行く方は気をつけYO
PC持って行くべきだろうか?いや、持っていくべきではない(反語)
エンジニアの皆さんは条件反射的にPCを持っていくことになるでしょう。
強制はしないがやめておくのだ!!!
基本的にはロッカーなど荷物置きがないため、マジで肩が凝る。(ロッカーあってもPC置いてたら持ってきた意味ないやーん)
なんとなく技術カンファレンスだしPC持って行った方がいいよなぁって思うだろうが、集中してトークを聞く上ではむしろ邪魔なので、どうしてもメモが必要なあなたはフリック入力の練習を2週間前からして臨もう。
(ちなみにフリック入力はほぼ日本でしか使われないので、「ninja typing」と言われているらしい。ソースは知らん)
カンファレンスに行ったら超成長して、明日からつよつよに〜全然ならないから安心しろ
カンファレンスによると思いますが、今回参加したカンファレンスでは、登壇者の持ち時間が5〜20分でした。
どのセッションも学びが多く、興味深かったですが、どうしても詳細を説明するには時間が短いため、基本的には概要のみか具体例がちょこっとの印象でした。
逆に濃密なものであっても、記事のようにその場で振り返ることができないので、一度で理解することは難しかったです。
そのため、カンファレンスのセッションはあくまでも学びのキッカケ、ヒントやインデックスを与えてくれるものと認識しましょう。
カンファレンスでセッションを聞いただけでは、明日も昨日のあなたのままです。よくわからない言い回しですが、なんとなくわかるでしょう?ね?
とにかく、セッションでの学びを第一歩として自分の興味関心駆動で次に繋げる必要があります。
そのための種探しだと思った方が適切でしょう。
カンファレンス(や勉強会)に「参加する」ことに期待しすぎるなよ!
SNSではたくさん繋がっているけど、リアルで初めて会う人たちとコミュニケーション取れるかなぁ...逆にきまずいよなぁ...
大丈夫。エンジニアはもれなく全員会話が苦手だ。君だけじゃない。私もさ!
あぁ。君の予感は的中する。「X(旧 TwitterってどこのサービスでもついているけどもうTwitterって呼べば良くない?)でよく絡むけど...顔や声がわからないあの人と現実で会って話せるかなぁ...一応知り合いと言えば知り合いだから、全くの他人より気まずいなぁ...」
うん。その通り気まずくなる!
だが大丈夫。私たちには共通の話題がある。そう!
「今日のセッションどうでした?何が面白かったですか?」
である!この切り札で君も気まずい空気から逃げるのダ!!!
まぁ冗談っぽく言っているが、結構大事なことである。
会話において「共通の話題」があるかどうかは本当に大事だ。ない場合には天気の話をするしかなくなる。それ以外にお互いに当事者で共通認識のある話題はこの世にないからだ...
数少ない社交性を鍛える場として非常に有効なので、積極的に参加しような。
肝心のセッションについての感想
(未登壇のおやびんは評価する立場にないという前提はありますが)
忖度抜きで拝聴したセッション全てが面白かったです(安いコメントだなぁ)
すごい数のプロポーザル(登壇希望の人は事前に書類選考的なやつがあるのさ)があったようで、倍率もどえらかったらしい。それを掻い潜ってきた猛者セッション達はやはり素晴らしかった。
何よりも登壇者が楽しそうに話ているのがすごく良いよね。
今はZennやXを開けば学び多い記事が無限に飛び込んでくるので、「わざわざオフラインでセッションを聞く意味なんてないだろ。」
そう思っていた時期が私にもありました。反抗期というやつですね。若いです。
しかし、反抗精神とは裏腹に、記事からは伝わらないような生の熱意が感じられて素晴らしかったです。
こんなにもこの技術が好きなんだなぁ。事前にたくさん準備してくれたんだなぁと思うと学ぶ側の姿勢も変わってきます。
ボーカルからの熱い想いを受け取っておいてそれを無下にすることはできません。
何か持ち帰ろうという意思が芽生えます。ほらね?もはやロックフェスでしょう。
最後に 〜ありがとう〜
開催のため奮闘してくれた皆さん、ありがとうございました。
当日オペレーションをしてくれた皆さん、ありがとうございました。
登壇してくれた皆さん・参加者の皆さん、ありがとうございました。
懇親会でクソ美味い寿司を出前した人、ありがとうございました。
懇親会でルタオのチーズケーキ的なやつを持ってきたあなた、ありがとうございました。
昨日お昼に食べた、人生1美味いスープカレーを作ってくれたお店の店長、ありがとうございました。大阪にも出店してください。
本記事はカンファレンス全体の感想的な記事なので、個別の具体的な技術的な学びはまた掲載しようかなぁ。
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