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AWS SAAを(SAA-C02バージョンで)更新してきたぞーという話

2022/09/03に公開

こんにちは、最近記事書けてなくてご無沙汰な、よしです。
先日、AWS SAA の更新試験を受験してきて無事に更新できたので、その簡易レポート記事を書くことにしました。

AWS SAA とは?

https://aws.amazon.com/jp/certification/

正確には「AWS Certified Solutions Architect - Associate」のこと。
皆さんおなじみの AWS の認定資格の1つで、アソシエイトレベルの資格にあたります。

AWS には Well-Architected フレームワークというものがありまして。
https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/

AWS Well-Architected Framework では、クラウド上でワークロードを設計および実行するための主要な概念、設計原則、アーキテクチャのベストプラクティスについて説明しています。いくつかの基本的な質問に答えると、アーキテクチャでクラウドのベストプラクティスがどの程度実践できているかを知り、改善のためのガイダンスを得ることができます。

ものすごくざっくりいうと、アーキテクチャ設計のベストプラクティス集みたいなもので、以下の6つの柱から構成されています。

  • オペレーショナルエクセレンス
  • セキュリティ
  • 信頼性
  • パフォーマンス効率
  • コスト最適化
  • 持続可能性

AWS SAA はこの Well-Architected Framework をベースとした基本的な設計原則を問われるような資格試験だったりします。

入門者向けの「AWS Certified Cloud Practitioner」が別にあったりしますが、AWS SAA もこれから AWS 勉強していきたいという人にはちょうどいい資格試験なんじゃないかなぁと、個人的には思っています。

受験したきっかけ

自分が最初に受験して取得したのは3年前でした。
AWS のこといくらかは知っておきたいと思ったこともあり。

当時、その年にアソシエイトレベルの資格3つとも取得しようかなんて考えていたのですが、体調を崩して休職したりなんだりありまして。
せめて1つくらいは取得したいということで、取得したのが SAA でした。

受験当日は、持病由来の緊張からか、体調が絶不調でちょっとした地獄を見たのも今となっては懐かしいですね
(当時としてはマジでシャレにならなかったのですが...😱)

あれから時は経ち、SAA の期限が3年で失効間近ということで更新試験を受験しようとなった次第です。
また、ちょうど SAA の試験が改定されるタイミングでもあり、SAA-C02 のバージョンで受験できる最後のタイミングだったというのもありました。
SAA-C03 になるとだいぶ試験範囲のサービスが増えるようだったので、これは確実に合格したいなと。

ちなみに思い切って上位資格の SAP に挑戦する手もあったのですが、さすがにヒヨってしまったので、安牌で SAA の更新試験にしました。

自分のスコアはどうだった?

今回の勉強期間としては、1か月ちょっとくらい?
6月に HTML プロフェッショナル認定試験を受験した後、すぐにはやる気が出ずで7月くらいから勉強してました。

結果はこちら
AWS SAA 更新試験のスコア:796

おおよそ8割くらいは取れてたので、ちょっと安心。
(先日受験した HTML プロフェッショナル認定試験ではマジでギリギリだったもので...)

どんな勉強してた?

最初は本を読んでいたのですが、全然頭に入ってこずで...。
やっぱり座学は飽きるんかなぁ、手を動かす方がいいんだろうか?と考えたり。

その頃、ちょうど業務で仕様整理をしていた時に、膨大な情報が頭の中をふわふわしているのが気持ち悪くて。
一人壁打ちしながらテキストに起こして整理すると、頭の中の情報が整理されて自分の言葉でも話せるようになったということがありまして。

自分は一度テキストに起こすほうが性に合ってるのかなと、本の内容を Notion にメモを取って整理するようにしてみたところ、だいぶ頭に入ってくるようになった感じがしました。
まぁ、人によっては本にまとまってる内容をわざわざメモを取るのか?と思われそうなところではありますが、本を読むだけできっちり頭に入ってくるほど自分の吸収力は高くないようです...。

改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト教科書[SAA-C02]対応

https://book.impress.co.jp/books/1120101067

前回受験した時もお世話になった黒本ですが、当時はまだ SAA-C01 だったので、改訂版を新たに購入して読んでました。
この本の内容をメモしていってたわけです。

個人的には、この本だけでも Well-Architected の基本的な考え方をカバーできたのでありがたかったです。

AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト問題集

http://www2.ric.co.jp/create/book/contents/book_1303.html

実際の試験問題を模した問題を解いていたほうが安心、ということで問題集でも勉強してました。
黒本の勉強で取りこぼしてた部分を補完できた感じでよかったです。

ちなみに末尾の模擬試験問題を解いたときは7.5割くらいの正答率だったので、これは合格できるか微妙やなぁなんて思っていましたが、本番はスコア上がってましたね。

AWS パートナー企業向けセミナー

自分が在籍している会社が AWS パートナー企業で、AWS の方によるパートナー企業向けのセミナーが開催されていたので参加。
(あくまでパートナー企業向けのセミナーのため、その内容や資料を社外には公開してはならないことになっていました)

話しても問題なさそうな概要だけ言うと、試験の概要やポイント、おすすめの AWS 公式教材などをぎゅっと凝縮してお話されていた感じでしたね。
開催タイミングが本格的に勉強始める前だったので、あらかじめ抑えるべきポイント聞けて良かったなと。

その他の教材

自分は今回使わなかったのですが、AWS 公式がたくさん教材ドキュメントやハンズオン教材を提供しているので、それらを活用するとより勉強捗りそうですね。
セミナーでもいくつか紹介されていました。

そういえば、前回受験した時もそれらをあんまり活用できてなかった気がします...。
もったいないことしてるわ。

受験してどうだった?

この手の試験は、いつも見直しを含めても時間があまりがちでした。
それが今回は、全然手ごたえがなくて一問当たりに時間をかけてしまっていた気がします。
見直しまで一通りやっていると制限時間ギリギリくらいかかっていましたね。

手ごたえがなさすぎて、途中からこれもうダメなのでは?と変な悟りモードみたいになっていたような。
もし不合格だったら、再受験するときには試験バージョン変わって勉強しなおしだなと思っていたなか合格だったので、とりあえずホッとしました。

まぁ、自分のエンジニア歴的に言うと、本来は SAP 位の知識を求められそうな気がしたりしますが...。
現在の業務ではフロントエンドを担当しているので、あんまりインフラ触ることがないんですよね🙄
個人開発とかやってたらインフラも触るので、SAP 受験するやる気が出たりするかも?

体調的な話

冒頭で前回受験した時にちょっとした地獄を見たことを書いていましたが、今回は特に体調を崩すことなく受験できてよかったです。
(強いて言うなら若干時間が遅れそうで少々テンパったりはしてましたが)

帰りの道中で、あのころと比べたらだいぶ持病良くなっているんだなぁと感慨深い気持ちになったりしてました。
持病の影響でホント緊張する場に弱くなってしまっていたので。
引き続き、無理のない範囲でリハビリしていきたいですね。


今回も簡易的な受験レポートをお届けしましたー。

先月末で AWS SAA は新しいバージョン SAA-CO3 になったので、まだこのバージョンに対応した書籍はなく、少々勉強が大変かもしれません。
ただ、基本的には AWS Well-Architected Framework に沿った内容となると思いますので、その考え方を勉強していったらいいんじゃないかなと思います。

これから受験を考えている方の、何かの参考になれば幸いです。

株式会社ゆめみ

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