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Qiita と Zenn と AI と ChatGPT

2024/03/09に公開

最近Qiitaに記事を書いても、ほとんどいいねがつかない。特に小さなコードを書くようなメモ的な記事には全くと言って良いほどいいねが付かない。というかほとんどの記事のいいね数はゼロのままだ。たぶん5記事書いてようやくいいねが1回つくかつかないかというレベル。

自分のQiitaのアカウントのContributionでいうと15000ほどあり、記念品のシルバーバッジももらった。そして今でも自分が書いた記事全ても中から、週に7いいねほどは付く。だが最近書いた記事はまったく注目もされず、いいねの数を見る限りはほとんど人の役にも立たず、ただデータとして存在しているだけだ。

自分がQiitaに記事を書き始めたのは8年ほど前だっただろうか。その頃は事情が違った。Qiitaも今ほどにSNS的ではなかったし、記事につけた「タグ」を頼りにか、ちょっとした記事にいいねが付くこともあったと思う。

初心者の頃はこんな記事を書いていた。懐かしい。

https://qiita.com/YumaInaura/items/4d2c602d59c62daa9344

今は時代が変わった。昔であれば「Qiitaの記事だと何を書いても信頼度が高く見えてしまう」という問題が囁かれるほどのソースだったのだが、今では「だってQiitaの記事だし…」信用ならないというような口調で語られるようになった気がする。

あとは各言語やフレームワークの公式ドキュメントが充実し、今ではChat GPTもある。その残りのパイをQiitaとzennで奪い合うようになったのだから、今の状態は仕方がない。

かと思うとQiitaのトレンドを見ると800も900もいいねが付いている記事もあり、これはSNS的な「富むものはさらに富む」が具現化されたからなのだろうか。それとも自分が大した記事を書けていないからなのだろうか。もしくはその両方なのだろうか。たぶんほとんどの理由は後者の「大した記事を書けていない」かもしれないが。

しかしそれにしても、今後も単にコードの断片を書いたような記事の価値は下落の一途を辿ることだろう。なにせどんな質問でもほとんどの場合、 GPTが鮮やかに答えてくれるのだから。まあそのGPTのソースを作っているのはQiitaに書くようなネット上の記事だろうとは思うのだが。

しかし自分の場合は技術的な記事に限らず、文章に残してパブリックな場所に置くということ自体が好きなので、続けている。それに記事を書くことで最も自分自身が物事を整理・理解しやすいように思えるからだ。

そして書いた記事は思い出していつでもググることもできるし、人に見せて参考にしてもらうことも出来る。非常に良い仕組みだと思うのだが、このまま人の書いた記事の価値は下落の一途をたどり、皆がAIだけに質問するようになるのだろうか。時代は変わる。侘しいものだ。

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プロフィール・経歴

https://github.com/YumaInaura/YumaInaura

公開日時

2024-03-08

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