AWS SES – カスタム MAIL FROM ドメイン ( Return Path ) の設定 / From アドレス / DMARC
1.カスタム MAIL FROM ドメイン
SESでこの設定をすることで、メールの Return-path を変えて、カスタムドメインにできるようだ
SES > ID > ドメイン型のIDを作成、または選択 > カスタム MAIL FROM ドメイン
ここでは検証済みの example.com
のドメイン型IDに対して操作するものとする
ここでは例として xxx.example.com
をカスタムドメインに設定する
DNSレコードの設定
「カスタム MAIL FROM ドメイン」を設定したら、次はドメインの設定が必要だ
ドメインをR53で管理している場合は、1ボタンでレコード追加ができる
受信メールの確認
AWSで設定が完了したら、AWS SESから自分宛にメールを送信してみて、受信メールを確認してみる
設定が成功していれば、受信メールのメールソースを見た時に Return path が変わっているのが分かるはずだ
BEFORE: デフォルトの Return path の例
仮にドメイン設定に失敗していても Return path が amazonses.com
のもののままになるだけで、特に実害はなさそうな気がする
Return-Path: <****************@**********.amazonses.com>
AFTER: カスタムドメインの Return path の例
Return-Path: <**********@xxx.example.com>
2.FROM アドレス
Return-pathではない方の FROMのメールアドレスは任意指定だ
アプリケーションからメール送信する場合も自由な指定ができる
だがここは Return-path のドメインと合わせておいた方が良いのではないかと思う
例: no-reply@xxx.example.com
3.DMARC設定
FROMアドレスのドメインで xxx.example.com
を使用している場合、
DMARCも、このサブドメインに対して設定しないといけない気がする
(設定しないと受信メールのヘッダを見た時に、DMARC認証がそもそもおこなわれていないようだった)
TXT レコード名
_dmarc.xxx.example.com
値の例
"v=DMARC1;p=reject;pct=100;rua=mailto:daily-report-dmarc@example.com"
実際にメールを受信してみて、メールソースを見て、 DMARC が PASS しているかを確認する
参考
Amazon SES の ID の作成と検証
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公開日時
2024-02-28
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