コードリーディングのコツは極力コードを読まないことだ (「世界一流エンジニアの思考法」より)
「コードリーディングのコツは極力コードを読まないことだ」
「世界一流エンジニアの思考法」にそう書いてあった。これには共感する。
ちなみに書籍では「コードリーディング」という書き方をしているが、コードレビューでも同じことが言える。
オレのレビュー
自分の場合、コードレビューをする時、自分がよく分からない箇所のコードを念入りに読んだりはしない。
もちろん時と場合によるのだが、コードを全く読まないことさえある。
それよりも実際に動作確認をして、期待する要件が果たせていればOKとする。
そのおまけとしてコードを読んで、コードの可読性をチェックしたり、コードを読まなければ気づきづらいバグが潜んでいないかチェックする。
レビューすなわち機能テスト、モンキーテストだという感覚でやっている。
「コードレビューだからコードを読まなければいけない」というのは思い違いだ。
人間には頑張ってもどうせ分からないこともある。コードを隅々まで読んでコードレビューするのはコストパフォーマンスが非常に悪い場合が多い。
オレのレビュー経験
コードの隅々までを読むレビューから、開発担当者を信頼して「えいや!」とApproveするレビューまで経験したことがある。
何が良いレビューなのか?という答えはもちろん状況や環境によって変わる。
なので「絶対にこのレビュー方法が良い」という固定した答えはないのだ。
レビューの粒度もプロジェクトやチームの状況に応じて切り替える、それが良いレビューなのではないだろうか。
(たとえば新人エンジニアの学習を助ける目的があるなら、隅々までレビューして指摘してあげても良いかも知れない)
インターフェイス部分を読む
ところで書籍には「インターフェイス部分だけを重点的に読めば、速く読めるようになる」的なことが書いてあったが、どういうことなのか、自分にはよく分からなかった。
おそらく、コードの中で重要な部分だけを読めば、自然とそんな読み方になっているのではないだろうか。
ディティールではなく大局をざっと読むというか。
チャットメンバー募集
何か質問、悩み事、相談などあればLINEオープンチャットもご利用ください。
プロフィール・経歴
公開日時
2024-02-08
Discussion