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Mediumやnoteみたいなブログの投稿フォームでは「タイトル」と「本文」の区切りがないのがモダンやで
Medium の例
タイトルと本文の間に明確な区切りがないのが分かるだろうか。
PCから操作すると上下キーでシームレスにフォームを移動して、タイトルと本文の両方を編集することが出来る。
というより厳密にはタイトルと本文の区切りがない。
- 1個フォームだけがある。
- 本文の1行目が自動的にタイトルになる。
ちなみに「note」という日本のブログサービスもこの仕様に追随している。
何が良いの?
「入力欄の間の移動コスト」がゼロだ。なぜなら入力欄が1個しかないからだ。
ブログの書き方は
- タイトルを付けてから本文を書く
- 本文を書いてからタイトルを決める
- 仮タイトルをつけてから本文を書き、また正式なタイトルをつける
というパターンがあるが、このフォームのスタイルだと、頻繁に起こる「タイトルと本文の行き来」のコストを極限に低く出来る。
タイトルを考えなくても良い
1行目が自動的にタイトルになるので、結果としてユーザーが意識的にタイトルを決めなくても、自動的にタイトルが決まる。
ブログを書く時の最大の敵は「書く始める時の面倒さ」である。
「タイトルを考える」という労力は意外に大きい。
なので「タイトルをつけずともタイトルがつく」という、これは一挙両得の素晴らしい仕様だと思う。
考えることが2個から1個に減るので、パーセンテージにすると50%の削減だ。
「ユーザーが決めなければいけないこと」は少なければ少ないほど良い
ブログサービスのような、サービスの命である「記事を書くこと」という「メイン行動」のコストを下げ、ユーザーエクスペリエンスを上げるのは必須の課題である。
何故、他の旧来のブロブサービスは「タイトル欄」を残し続けるのか
端的に言えば、何も考えていないからだと思う。
UXに無頓着なのだ。
だからこういうことになる。
つぶやき
いつか書きたかった記事がようやく書けた。
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公開日時
2022-07-16
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