スーパーエンジニアの話は、相槌を打ってヒアリングするだけでも生産性が上がるかも。
妻と新婚旅行の計画を立てた。ヨーロッパを目指していたけれど、お金も高くなるし、とりあえずアジア圏に行くかもしれない。僕らは海外旅行の力がまだ低いので、とりあえずジャブを打って、近い場所から試すことにする。難易度の高い遠くの国に行って、楽しめずに疲れ果てるのは嫌だから。
ここでもセルフトークの技術は役に立った。端を前にして、1人でずっと喋って、何やら問題解決しようとしていると、何が最適な選択肢なのか、だんだんと形ができていた。形がないところに形を作る、人間の脳の働きの偉大さ不思議さや。
何度かツイートしたけれど、エンジニアには、ゴムのあひるに話しかけながら作ると言う、開発手法がある。たとえ相手が部室であっても、人に話しかけるような感覚になること自体が、物事を整理するためにものすごく役立つのだ。
だけど、ゴムのアヒルを前にして本当に話しかけていたら、変人に思われるから、単に皆やっていないだけかもしれない。だから人間が目の前にいたほうがいい。
人が目の前にいて話すとき、僕らは人と話しているようであって、実はセルフトークをしていると言うケースもあるかもしれない。僕が知っているパンダみたいなスーパーエンジニアも、僕に話しかけながら、実は自分の考えを整理しているんですと告白したこともあった。
だからすごいエンジニアの話は、あまりこちらから口を挟まずに、セルフトークのお手伝いをしてあげる気持ちで聞くといいかもしれないぜ。少なくとも僕は、今はパンダさんがゴムのアヒルゾーンのために話しかけているから、僕はあひるになろうと言う心構えで、よく話を聞いていた。
エンジニアはとにかく問題解決をしたがる人種だけれど、スーパーエンジニアやすごく仕事ができる人と話すときは、相手のタイプもにもよるけれど、ディープヒアリングの技術を発揮して、いや、単に相槌を打つだけで、スーパーエンジニアの考えがまとまって、チームの生産性が上がるかも。
ところで新婚旅行の話と言えば、まずはお金の問題があって、300,000円、200,000円、100,000円と口に出して言ってみて、なんとなく抵抗感のある300,000円と言うキーワード、それをしゃべったときの肉体的反応、感情的反応を観察した。
400,000円と口に出した時は、とても無理だと言う感覚がした。無理というか、高すぎる。だからそれは消去法で消した。
300,000でもちょっと抵抗を感じる。200,000円でもそうかもしれない。100,000円と口に出してしゃべると、まぁいけるかなと言う感じ。
そして最初に値段が決まって、そうしたら、行き先はアジア圏、台湾とか韓国がいいと言う話になった。だけど妻の希望で、新婚旅行はあまり普段行く機会のない場所に行きたいから、台湾がいいと言う話になった。
そして、実は、アジア圏に行くことが旅行の練習になるんじゃないかと言う事は、その後に思いついたことだ。人間はいつでも、いちど結論が決まると、後から理由を考えだす。これが脳の構造らしい。脳の本質らしいぜ最近の研究によると。引用も何もしない、無責任な俺ですが。
だけど理由は後付けでも心ですかもしれなくて、本当に、いきなり400,000円を出したヨーロッパに行ってしまうと、疲れ果てて、全然楽しめないかもしれない。大事なのは後出しジャンケンかどうかじゃない、それが有効な答えであるかどうか、それだけだ。
妻と新婚旅行の行き先を決めた。お金の話から、ゴールを決めて、逆算的に他の理由を思いつく、脳の自然な構造に委ねる、意思決定の技術。セルフトークを有効活用。エンジニアならゴムのあひる効果を知っている。スーパーエンジニアの話は、相槌を打ってヒアリングするだけでも生産性が上がるかも。 https://t.co/A4e2m2btGp
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公開日時
2019-01-20
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