Twitterのフォローとフォローバックの悩みを考える。SNSのインターフェイスが社会力学に与える影響。
Twitterのフォローとフォローバックの悩みを考える。SNSのインターフェイスが社会力学に与える影響。
Points
- Twitterはフォローされたらフォローを返すべきなの?人間関係的なあれで
- それとも自由に、そもそもの機能としての、単なるフォローをすべきなの?
- フォロワー1000人を目指している人もいるけど、それは何が嬉しいの?
Twitterで悩んでいることの1つは、フォローすることとフォロー外す事についてです。

これは多くの人が悩んでいることなのではないでしょうか。Twitterのユーザならいちどは同じことを考えたことがあるかもしれません。もしかしたら。
Twitterのフォローとユーザ個人の趣味趣向と理解
Twitterのフォローの運用というのは人によってそれぞれの趣味嗜好が出るものですね。だから一口にフォローといっても、そこには様々な社会的な力学が働いているわけです。
1つはフォローを数字だと考えている人。ゲームのように数字を伸ばしたいと考えている人。
1つはフォローを単なる数字だと考えている人。それよりもリアルな人間関係というか、量より質こそが大事だと考えている人。
1つはフォローそもそものTwitterのコンセプトである所の、単にその人の情報を見たいものだと考えている人。フォローと言うその言葉の定義を忠実に理解している人。
1つはフォロー社会的な行為だと感じ取っている人。これが大多数かもしれませんね。Facebookやミクシィの友達申請のように、人間関係の1部としてフォローを理解している人。
フォローはただのフォローなのに
システム的なフォローと社会学的なフォローはまた別軸で流れています。SNSの世界においては、1つのシステムが存在するときには、ただシステムという枠にそれを留めておくことができません。
1つのシステムが存在する所には、必ず社会的な働きが生じます。これは絶対に断ち切ることができません。
だからフォローをシステムに過ぎないと考える人がいても、実際の働きとして、社会力学が生じているじゃないかと考える人がいても、これはどちらも正しいのだと思います。
人間関係に失礼なTwitterユーザ
だから僕はこのシステム的なフォローと、社会学的なフォローの間で気持ちが引き裂かれてしまいます。
ただシステムを考えるならば、自分のフォローをしたい人をフォローして、手に入れたい情報だけを手に入れて、タイムラインをクリーンに保っておけばよいでしょう。
だけど逆に、確かに、恋愛の一方通行というか、自分がフォローしていないのに絶対にフォロー返してくれない人に対しては、社会的な、心理的な不満を感じてフォローをはずしたりしてしまう自分と言うユーザに気付いたりするのです。
だから、Twitterのフォローを単にシステムだと考えている人も、きっと無意識にどこかでは、人間関係の仕組みの1つとしてフォローが働いていることに気づくのではないでしょうか。ユーザという自分自身によく目を凝らして敏感になれば。
だからTwitterもある時ついに、フォローはしているけど、タイムラインからはミュートすると言う機能を追加しましたね。
これはTwitterにおいて、システムよりも社会力学的な面が大きくなって、ついにもともとのシステムを溢れ出した瞬間と言えるかもしれません。
僕自身もTwitterのフォローどのような運用で回していけばいいかまだ答えが出ていません。話が長くなりましたのでまたこの点については別のトピックに書き記したいと思います。
システムに対しての自分自身の理解を他のユーザに対して宣言する
要するに、フォローと言うシステム1つとってみても、個人個人によってシステム的に理解しているか、社会的な働きとして理解しているかが違い、そのバランスもいろいろなので、ユーザの間にいろいろなギャップが生じているのではないかと思います。
これを埋めるには、やはり、Twitterのプロフィールなので、自分自身がフォローと言うものをどう考えているかについて言及することがベストなのかもしれません。
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公開日時
2019-01-14
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