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メルカリに学ぶ。ユーザー売上金の支払額を下げる、支払いを遅延させるサービス設計。アプリのUI/UXデザイン。
これは批判記事ではない。
売上金は自動支払ではなく、ユーザーの申請が必要。
ユーザーが商品を売り上げても、自動的に支払いがおこなわれるわけではない。毎回の申請が必要。
自分でメルカリを使っていても、商品を売れただけで満足して、うっかり忘れそうになる場合があった。
Amazonなど他のサービス、一般的なサービスがほぼ自動振込なことも、盲点になっていると思う。
ユーザーが支払額を入力する必要がある。
たとえば12700円の売上金が溜まっているとして、満額を受け取りたい場合は「12700」と入力する必要がある。
僕なら必ず「満額を受け取りたい」と思うのだけれど。人によっては「10000円ちょうど受け取りたい」と思うかも知れない。
銀行振込に「お急ぎ便」がある。
急ぎでお金が欲しい人は、200円を払う必要がある。
ここで実質的にユーザーへの支払額を下げることが出来る。
いわゆる人間心理をついた設計になっている。今日の9800円は明日の10000円よりも尊い。
偶然?
まさか。
これが偶然だとしたら、メルカリのサービス設計者はただの天才だ。
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公開日時
2018-11-13
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