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Slack分報で下書き + Qiitaで記事公開する例。一粒で二度美味しいアウトプット術。勝手にオープン・クローズ原則。

2023/08/26に公開

クローズな社内チャット・社内ブログで下書きして、オープンなブログに公開してみよう。

こちらは非エンジニア向け、一般向けタイトル。

クローズの例 - Slack分報

Slack分報や、他の社内チャット、社内ブログなどと。

何か、社内で人目につくサービスのこと。

オープンの例 – Qiita

Qiita記事や、Mediumの記事や、Github Gist、Twitterなど。

何か、グローバルな人目につくもののこと。

Qiita記事をSlack分報に下書きしてみる実例

Qiita記事に書くとなんでもないようなことでも、Slack分報に書くと「なんだかすごいことを書いていそう」な感じは出る気がする。

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![NOW PRINTING](qiita screen shot image url)

メリット. 小さすぎず、大きすぎない、適度な緊張感で記事が書ける

ここでいう緊張感というのは、手に汗握る感じではなくて、なんというか「人目につく度合い」というか「人目に触れる可能性を、自分が意識するレベル」というか、そんな感じ。

  • 自分用のメモは緊張感が小さい
  • 社内向けの公開は緊張感が中ぐらい
  • グローバルな公開は緊張感が大きい

メリット. 「会社という村」での活動になる。

これを薄いレイヤーで言い換えるなら「社内の人にリーチできる」。

たとえばこの記事でのススメとは逆に、最初にいったん公開ブログを書いてから、社内向けのSlack分報などに流しても良い。

だけど、あんまり意味はない感じもする。リンクを貼るだけでは、人目を引かない感じがする。

それは多分、こういう理由だ。グローバルに誰でも見られるものを社内向けに流しても、「社内活動」とはみなされないのだ。社外には社外の、社内には社内の、村のコンテキストがある。そんな感じ。

会社は村 だ— グローバル社会の素晴らしき村社会 – マインドフルネスやってみた Ⅱ 〜瞑想は人生のレシピ〜 – Medium

メリット. 「複数の目」を持てる。コンテキストの違いで、自分のアウトプットを客観視出来る

Slackで同じテキストを見るのと、Qiitaで同じテキストを見るのでは、ものすごく違う見え方がする気がする。

これは単にインターフェイスやデザインが違うからだろうか。たしかにそれもあると思う。

だけど、自分自身がその成果物を「違う目線」「違うコンテキスト」で見られるという、脳の働きの違いも大きいんじゃないだろうか。

「社内向けの帽子」で情報を見るか。「Qiitaの帽子」で情報を見るかという違い。これによって、複数の目を持つことができるように感じる。

たぶんそれは「想定読者」に対する「想定」を「自分の脳」がするからじゃないだろうか。人間は予測と想定の生き物だから。

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おっと、誰かが扉を叩く音が聞こえる。

いつもよくあるように、記事を書いているうちにテーマが広がってきたようだ。

閑話休題。

メリット. ドラフト集結。下書きを集約できる。

  • Slackの場合は下書き、ちょっとしたメモ替わりに最高。
  • 自分が色々なソーシャルサービスを使っている場合、一箇所に集約することが出来る。

関連”しない"記事はこちら: 転職ドラフト|ITエンジニアを年収・仕事内容つきで競争入札

アーティスト理論。上から目線でいこうぜ。ワイルドでいこう。

もしあなたがアーティストならば。社内でなら「完成した音楽」だけじゃなくて「アウトテイク集」みたいなのものを載せて良い。

だから下書きは没テイクじゃない。アウトテイクだ。失敗ではなくて、完成に至るまでの試行錯誤状態

自分自身が「申し訳なさ」を感じずにアウトプットするのが大事。

「下書きですいません」っていう申し訳なさじゃなくて「プレミアムな特権ですよ」っていう意識で書いてみる。

音楽のアルバムだって、アーティストは「没テイク集」っていう題名はつけない。そこは気持ちの問題というか、見方の問題。

吉川晃司 Weekend Shuffle 歌詞

お前は魚アーティストになるのだ。魚をさばく実演を見せるのだ。

もしあなたが魚アーティストならば。「出来上がった刺し身」じゃなくて「魚をさばいているところ」も見せても良い。

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マグロの解体のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

もしあなたがテレビショッピングのアーティストならば。それがたとえ本当は特別価格じゃなくだって、いかにも特別感を出して電子辞書を売りさばいても良い。

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tvショッピング いらすとや - Google Search

特別ですよ。社内の人だけですよ。「俺ファンクラブ」ですよ。

ところで、全然関係ないSEO的な話

同じ記事をMediumにもインポートして、一般向けタイトルをつけてみるテスト。こうすることでエンジニア向け、非エンジニア向けの両方にリーチする記事を届けたい。

ちなみにMediumのインポート機能は元記事にcanonical属性をつけてくれるので、SEO的な重複コンテンツのデメリットはないはず。

いや、逆にMediumの一般向けタイトルでGoogle検索に引っかからなかったら、意味はないのだけれど。覚えていたらこの記事を書いてから一週間あとぐらいにGoogle検索で結果をチェックする。

クローズな社内チャット・社内ブログで下書きして、オープンなブログに公開してみよう。 – Yuma Inaura @yumainaura ( 稲浦悠馬 ) – Medium

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公開日時

2018-11-10

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