Slack分報で下書き + Qiitaで記事公開する例。一粒で二度美味しいアウトプット術。勝手にオープン・クローズ原則。
クローズな社内チャット・社内ブログで下書きして、オープンなブログに公開してみよう。
こちらは非エンジニア向け、一般向けタイトル。
クローズの例 - Slack分報
Slack分報や、他の社内チャット、社内ブログなどと。
何か、社内で人目につくサービスのこと。
オープンの例 – Qiita
Qiita記事や、Mediumの記事や、Github Gist、Twitterなど。
何か、グローバルな人目につくもののこと。
Qiita記事をSlack分報に下書きしてみる実例
Qiita記事に書くとなんでもないようなことでも、Slack分報に書くと「なんだかすごいことを書いていそう」な感じは出る気がする。
![NOW PRINTING](qiita screen shot image url)
メリット. 小さすぎず、大きすぎない、適度な緊張感で記事が書ける
ここでいう緊張感というのは、手に汗握る感じではなくて、なんというか「人目につく度合い」というか「人目に触れる可能性を、自分が意識するレベル」というか、そんな感じ。
- 自分用のメモは緊張感が小さい
- 社内向けの公開は緊張感が中ぐらい
- グローバルな公開は緊張感が大きい
メリット. 「会社という村」での活動になる。
これを薄いレイヤーで言い換えるなら「社内の人にリーチできる」。
たとえばこの記事でのススメとは逆に、最初にいったん公開ブログを書いてから、社内向けのSlack分報などに流しても良い。
だけど、あんまり意味はない感じもする。リンクを貼るだけでは、人目を引かない感じがする。
それは多分、こういう理由だ。グローバルに誰でも見られるものを社内向けに流しても、「社内活動」とはみなされないのだ。社外には社外の、社内には社内の、村のコンテキストがある。そんな感じ。
会社は村 だ— グローバル社会の素晴らしき村社会 – マインドフルネスやってみた Ⅱ 〜瞑想は人生のレシピ〜 – Medium
メリット. 「複数の目」を持てる。コンテキストの違いで、自分のアウトプットを客観視出来る
Slackで同じテキストを見るのと、Qiitaで同じテキストを見るのでは、ものすごく違う見え方がする気がする。
これは単にインターフェイスやデザインが違うからだろうか。たしかにそれもあると思う。
だけど、自分自身がその成果物を「違う目線」「違うコンテキスト」で見られるという、脳の働きの違いも大きいんじゃないだろうか。
「社内向けの帽子」で情報を見るか。「Qiitaの帽子」で情報を見るかという違い。これによって、複数の目を持つことができるように感じる。
たぶんそれは「想定読者」に対する「想定」を「自分の脳」がするからじゃないだろうか。人間は予測と想定の生き物だから。
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おっと、誰かが扉を叩く音が聞こえる。
いつもよくあるように、記事を書いているうちにテーマが広がってきたようだ。
閑話休題。
メリット. ドラフト集結。下書きを集約できる。
- Slackの場合は下書き、ちょっとしたメモ替わりに最高。
- 自分が色々なソーシャルサービスを使っている場合、一箇所に集約することが出来る。
関連”しない"記事はこちら: 転職ドラフト|ITエンジニアを年収・仕事内容つきで競争入札
アーティスト理論。上から目線でいこうぜ。ワイルドでいこう。
もしあなたがアーティストならば。社内でなら「完成した音楽」だけじゃなくて「アウトテイク集」みたいなのものを載せて良い。
だから下書きは没テイクじゃない。アウトテイクだ。失敗ではなくて、完成に至るまでの試行錯誤状態
自分自身が「申し訳なさ」を感じずにアウトプットするのが大事。
「下書きですいません」っていう申し訳なさじゃなくて「プレミアムな特権ですよ」っていう意識で書いてみる。
音楽のアルバムだって、アーティストは「没テイク集」っていう題名はつけない。そこは気持ちの問題というか、見方の問題。
お前は魚アーティストになるのだ。魚をさばく実演を見せるのだ。
もしあなたが魚アーティストならば。「出来上がった刺し身」じゃなくて「魚をさばいているところ」も見せても良い。
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もしあなたがテレビショッピングのアーティストならば。それがたとえ本当は特別価格じゃなくだって、いかにも特別感を出して電子辞書を売りさばいても良い。
tvショッピング いらすとや - Google Search
特別ですよ。社内の人だけですよ。「俺ファンクラブ」ですよ。
ところで、全然関係ないSEO的な話
同じ記事をMediumにもインポートして、一般向けタイトルをつけてみるテスト。こうすることでエンジニア向け、非エンジニア向けの両方にリーチする記事を届けたい。
ちなみにMediumのインポート機能は元記事にcanonical属性をつけてくれるので、SEO的な重複コンテンツのデメリットはないはず。
いや、逆にMediumの一般向けタイトルでGoogle検索に引っかからなかったら、意味はないのだけれど。覚えていたらこの記事を書いてから一週間あとぐらいにGoogle検索で結果をチェックする。
クローズな社内チャット・社内ブログで下書きして、オープンなブログに公開してみよう。 – Yuma Inaura @yumainaura ( 稲浦悠馬 ) – Medium
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公開日時
2018-11-10
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