WebサイトのUI/UX – 浅くてフラットなリンク階層はGoogle検索にインデックスされやすい? (ScrapBoxの例)
ユーザーインターフェイス的に浅い階層を持つWebサイトは、Google検索対策的にもメリットがあるんじゃないかと思った話。
題材
Scrapbox のググラビリティは? Google検索でインデックスされる?
「エンジニアの知的生産術」 著者の西尾さんのScraoboxを勝手に題材にする。
3000page ぐらいのカードがある
スクリーンショット右下にあるページ数を見ると、2995のカードがある様子。
このすべてのカードが「アカウント毎のトップ」からアクセス出来るようだ。
フラットな階層、タイル形式、カテゴリが存在しない「浅いインターフェイス」は僕は好き。
Googleインデックス率が高そう
site:https://scrapbox.io/nishio/
でGoogle検索して確認。
2400ページほどがGoogleにインデックスされており、カバー率は高そう。
その他のアカウントでの調査
全3例しか調べていないけど、だいたいほとんどのページがインデックスされていそう。
アカウント毎のトップから、フラットに、すべてのカードがリンクされている仕様だからだろうか。
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https://scrapbox.io/hackforplay/
- Scrapbox 186 pages
- Google 213 Results
-
https://scrapbox.io/marinafujiwara/
- Scrapbox 39 pages
- Google 39 results
リンク階層のせいだけではないはず
もちろん他にもSEO的に強い面があるはず。
階層を浅くしたからといって、単にインデックスされやすくなるわけではない。どれだけ階層が深くても、Googleに知らせるだけならサイトマップを送れば十分だ。
ただこういうリンク階層の浅さも「インデックスされやすさ」の一因にはなっているのではないかと思った。
備考. タイトルタグが残念
そもそも個別ページにタイトルタグがついていない様子。
Google検索に出てくるタイトルは、GoogleがURLを見て、勝手につけているものと思われる。
せっかく大漁のページがインデックスされているのに、非常にもったいない。
Googleでタイトルが付いていないページもちらほらとある。
本文からのGoogle検索は可能
"Dropbox連携でシステム側が作成したファイル(PDF, MOBI, EPUB)が共有される"
で Google検索して確認。本文からもちゃんとググれるようだ。
HTMLにはキーワードが全く出てこないが、これもGoogleがJavascriptをうまく読んでくれている様子。
ということで
ひとつ前の記事に引き続き、サービスを使い始める前に気になった点をQiitaしたので、また使っていないScrapbox。
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公開日時
2018-11-03
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