🖥
WebサイトのUI/UXデザイン – ソーシャルアカウントでのログイン方法は一択にしなさい (初期登録のハードルをゼロにする)(ScrapB
題材
サービストップ
「はじめる」ボタンがある。
これを押すとGoogleアカウントのログイン画面に飛ばされる。
すごい!
あとから思い出して「あれ、俺なに経由でアカウント作成したっけ‥?」と分からなくなって、確認したぐらい。
何がすごいか分かるだろうか。
まず、サービストップにはGoogleアカウントの「ぐ」の字もないということだ。
これはサービス側が狙っていないと出来ない作りだ。
ユーザーが迷う選択肢がない
すごいのは「ユーザーが登録方法を一切迷わなくて良い」ということ。
普通、ソーシャルログインというと、いくつかの選択肢があるのが普通だ。
- どのソーシルアカウントで登録するの? Googleアカウントなのか、Facebookアカウントなのか、Twitterアカウントなのか。
- それともメールアドレスで登録するのか。
- いずれかの方法で登録したとして、それを今後、覚えておけるのかどうか。
この選択肢があるだけで、ユーザーに「迷いのコスト」=「初期登録のハードル」を上げている‥! ということに、今回逆に気づいた。
ソーシャルログインはなんでもかんでも、種類を用意すれば良いというわけではないという教訓になった。
1種類 VS 2種類以上で圧倒的に違う
- ログイン方法が1種類
- ログイン方法が2種類、3種類、4種類
この前者と後者では、まったく違う。
前者は「全くユーザーが選択しなくて良い」。
後者は「ユーザーが何らかの選択をおこなう」。
ユーザーが「選択する余地」を0%にすることで、選択のハードルを下げるどころか、ゼロにしてしまうことが出来る。
1種類にできる場合、出来ない場合
このサービスでは「Googleアカウントを持ってない or 作りたくないユーザー」を切り捨てる覚悟が出来ている。
おそらく「想定ユーザーのほとんどはGoogleアカウントを持っている or 作成ぐらいはする」という「想定」があるはずだ。
その上で「ユーザー選択肢を減らす」という「サービス上の選択」をしているわけだ。戦略的にトレードオフをおこなっていると思われる。
ということで
実際にサービスを使い始める前に、UXすごいなと思ったのでQiitaしてみた。
参考
チャットメンバー募集
何か質問、悩み事、相談などあればLINEオープンチャットもご利用ください。
公開日時
2018-11-03
Discussion