プログラマの集中法「ポモドーロ・テクニック」は集中・休憩の両面からアプローチする黄金テクニックだ
ポモドーロ・テクニックには二方向のメリットがある
- 集中が足りない場合は、25分を集中目標とすることで、集中度を引き上げてくれる
- 集中のピークを過ぎても無意識的に時間を過ごしてしまう場合は、25分ごとの強制休憩によって、区切りを作ってくれる
ポモドーロ・テクニックはこの両方からアプローチしてくれる。
他の人とポモドーロ・テクニックについて語った時、なんとなくそんな予感はしていた。人によってこのテクニックが別方面から働くのではないかと感じていたのだが、いざ自分がしっかり実践し始めて、よりそのことを感じている。
取り組む物事によって集中可能なレベルは違う
人によって集中度が変わるというよりは、集中対象によって集中度が変わる。
たとえばある人はプログラミングは得意かもしれないが、読書は苦手で集中しづらいかもしれない。
得意分野におけるポモドーロ・テクニックは良い休憩を作ってくれる。逆に苦手分野では集中目標を作ってくれることになる。
集中度が足りない場合も、十分に足りている場合も、どちらにおいてもメリットを発揮するというのが、このテクニックの素晴らしいところだと思う。
このテクニックのポイントは集中よりも休憩ではないか
集中だけを意識して、休憩を軽視しているとしたら、片手落ちだ。
しっかりと集中することよりも、しっかりと休憩することの方が難しい。
たとえばプログラミング学習であれば、休憩時間にもWebで記事を読んだり、スマホを使っていては意味がないのだ。
ヨガ的に体を伸ばしたり、少し歩いたり、目をつぶって呼吸を数えるなどして、しっかりと休憩を心がけた方が良い。
黄金のリズム
なぜならポモドーロ・テクニックの目的は集中と休憩の組み合わせによって、黄金のリズムを生み出すことだ。
ただひたすらに集中時間ばかりを続けるのは、リズムではなく間延びだ。そもそもベストな集中も出来ないだろう。
何故集中25分+休憩5分なのか?
この時間設定はポモドーロ・テクニックの提案者の工夫の末に生まれたようだ。
いわば人間の集中力の性質に合わせて作られたわけだが、ある程度はカスタマイズしても良い。
集中時間は20分-40分程度がオススメされていたと思う。
真面目に実践するならオリジナル本をオススメする
ネット情報では気付けない部分も気付けるはずだ。
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