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SDKとは

2024/07/13に公開

Sdkってなんだっけ?
パッケージとどう違うのか?

SDKとパッケージの主な違いは以下の通りです。

SDK (Software Development Kit)

  • ソフトウェア開発に必要なツール、ライブラリ、ドキュメント、サンプルコード等を含む包括的なパッケージ。
  • 特定のプラットフォームやフレームワーク向けのアプリケーション開発を支援する。
  • APIやデバッグツール、テストフレームワーク等の開発ツールを提供。
  • 一から開発するのではなく、SDKの機能を活用することで効率的に開発できる。
  • 通常はハードウェアベンダーやOSベンダーが提供。例えばAndroid SDKやiOS SDK等。

パッケージ

  • ライブラリの配布形式。ソースコード、配布用コード、ドキュメント等を含む。
  • 単体の機能を提供するコードの再利用可能な集合体。
  • 特定の機能に特化しており、APIも限定的で依存関係が少ない。
  • 例えばPythonの標準ライブラリはパッケージとして提供されている。
  • パッケージマネージャを通じて管理・配布される。JavaScriptではnpmが代表的。

つまり、SDKはアプリケーション開発に必要な包括的なツール群であるのに対し、パッケージは特定の機能を提供する再利用可能なコード群といえます。SDKの方がパッケージより大きな概念で、SDKの中にパッケージ化されたライブラリ等が含まれることが多いです。

開発者はSDKを使うことでプラットフォームに最適化されたアプリを効率的に開発でき、パッケージを使うことで車輪の再発明をせずに必要な機能を実装できるのです。

概念的にはSDKの方が大きい。パッケージはもう少し小さいイメージ?ただ、SDKの中にパッケージやフレームワークが含まれている場合もあり、曖昧な線引き。

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