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AWS SSO CLI という有能ツールのすヽめ
はじめに
普段 AWS へログインするときに SSO ログインをしていて、AWS CLI も SSO 経由で利用している方必見のツールがあります。
それがこちらです!
AWS SSO CLI という、そのまんまの名前をしたツールになります。
なぜこれが必見かというと、
- ローカルに配置される認証情報が暗号化される
- aws-vault と同じパッケージを利用している
-
aws sso login
コマンドを実行しなくても良い- 認証が必要になったら、aws コマンド実行時に勝手にログイン認証を進めてくれる
-
$HOME/.aws/config
を動的に管理できる
今回は、このツールの導入方法、使い方、おすすめの設定などを紹介します。
Install
まずは Tool をインストールしましょう。
Brew での Install がおすすめです。
brew install aws-sso-cli
Setup
次に初期設定となります。
aws-sso config
設定するためのウィザードが出るので、指示に従って進めましょう。
Auto Completion
お好みで補完機能も設定できるので、欲しい人はやっておきましょう。
Enabling auto-completion in your shell
使い方
メインでよく使うのは2つとなります。
aws-sso list
AWS のアカウントや Profile 一覧を見ることができます。
aws-sso config-profiles
$HOME/.aws/config
を Update したい場合はこちらのコマンドで Update が可能です。
おすすめの設定
ウィザードを実施すると、$HOME/.aws-sso/config.yaml
に設定ファイルが作成されます。
デフォルトの設定に加えて、下記の設定を追加すると使いやすくなるのでおすすめです。
ConfigVariables:
output: json
ListFields:
- AccountIdPad
- AccountName
- AccountAlias
- RoleName
- Profile
AutoConfigCheck: true
設定値の詳細
- ConfigVariables
- Profile に追加する設定をここで指定できる
- ListFields
-
aws-sso list
コマンドで表示されるカラムの指定
-
- AutoConfigCheck
- 定期的に SSO の権限に更新があったかチェックしてくれる機能
おわりに
これで SSO による煩わしい作業が多少軽減されるのではないでしょうか?
AWS のログインに SSO を利用している方はぜひ導入しましょう。
参考
Discussion