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ユーザ割り当てマネージドID を使用して、App Configuration と Key Vault に接続できるようにする

2024/08/21に公開

まえがき

Azure Functions など、アプリケーションで App Configurationを使用する場合、マネージドIDを使用して接続すると簡素にアクセスができます。
そして、だいたい一緒に使う Key Vault も使用する場合は、Key Vault の参照RBACロールを付与する必要があります。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-app-configuration/howto-integrate-azure-managed-service-identity?pivots=framework-dotnet
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/key-vault/general/rbac-guide?tabs=azure-cli

アプリケーションから設定値を読むだけなので、App Configuration はデータを読み取るためのロール、Key Vault には シークレットを読み取るためのロールを付与します。

手順

ユーザ割り当てマネージドIDは作成済みとします。
https://zenn.dev/yukiko_bass/articles/47812ca59ffd00

Azure ロールの割り当て

マネージドIDのメニューから [Azure ロールの割り当て] を選択します。

[ロールの割り当ての追加] を選択します。

App Configuration のロールの付与

[スコープ]を『リソースグループ』を選択し、[役割] を App で検索するとある程度搾れるので、[App Configuration データ閲覧者] を選択します。

[保存] を選択します。

Key Vault のロールの付与

こちらはもう少し簡単に設定できます。
[スコープ]に 『Key Vault』があるので、それを選択します。
[リソース]は Key Vault リソースを選択します。
[役割]は [キーコンテナーシークレットユーザー]を選択します。

[保存] を選択します。

Azure Functions など App Configuration/Key Vault を使用するアプリケーションに、ユーザ割り当てマネージドIDを付与する

Azure Functions では [設定] -> [ID] を選択します。

[ユーザ割り当て済み]タブから、[追加]を選択します。

作成したユーザー割り当てマネージドIDを追加します。

一覧に表示されればOKです。

おわりに

これで設定はできたので、次こそプログラム側から参照できるように修正します。
ユーザ割り当てマネージドIDが増えてきた。。😇😇😇

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