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XCodeのビルド時にdSYMファイルをCrashlyticsに自動アップロードさせる方法

2024/02/07に公開

概要

FirebaseのCrashlyticsにて、iOSの場合dSYMファイルがアップロードされてないのでエラーが正常に表示できないとのメールが送られてくることがあります。

Xcodeにてrun scriptを設定してやれば、ビルド時に自動的にFirebaseへdSYMファイルをアップロードすることが可能です。

方法

1. Xcode > Targets > MyProjectName > Build phasesを開く。

2. 次の二つのrun scriptを新たに追加する

"${PODS_ROOT}/FirebaseCrashlytics/run"
"${PODS_ROOT}/FirebaseCrashlytics/upload-symbols" -gsp "${PROJECT_DIR}/MyProjectName/GoogleService-Info.plist" -p ios "${DWARF_DSYM_FOLDER_PATH}/${DWARF_DSYM_FILE_NAME}"

※注意

  • 二つのスクリプトはそれぞれ別々に追加してください。
  • MyProjectNameの箇所はRunnerに置き換えてください。(これはFlutterのプロジェクトの場合です)MyProjectNameはそれぞれのプロジェクト名です。

3. Debug information format を DWARF with dSYM file に設定する

Targets > MyProjectName > Build settings で以下のオプションをチェックしてください。

Debug information formatで検索をして、全ての項目をDWARF with dSYM fileに変更してください。

4. 動作確認

firebaseのcrashlyticsでdSYMがアップロードされてるのを確認できたら完了です。

参考サイト

https://stackoverflow.com/questions/55709939/how-to-upload-dsyms-files-which-developed-with-flutter

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