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XCodeのビルド時にdSYMファイルをCrashlyticsに自動アップロードさせる方法
概要
FirebaseのCrashlyticsにて、iOSの場合dSYMファイルがアップロードされてないのでエラーが正常に表示できないとのメールが送られてくることがあります。
Xcodeにてrun scriptを設定してやれば、ビルド時に自動的にFirebaseへdSYMファイルをアップロードすることが可能です。
方法
1. Xcode > Targets > MyProjectName > Build phasesを開く。
2. 次の二つのrun scriptを新たに追加する
"${PODS_ROOT}/FirebaseCrashlytics/run"
"${PODS_ROOT}/FirebaseCrashlytics/upload-symbols" -gsp "${PROJECT_DIR}/MyProjectName/GoogleService-Info.plist" -p ios "${DWARF_DSYM_FOLDER_PATH}/${DWARF_DSYM_FILE_NAME}"
※注意
- 二つのスクリプトはそれぞれ別々に追加してください。
- MyProjectNameの箇所はRunnerに置き換えてください。(これはFlutterのプロジェクトの場合です)MyProjectNameはそれぞれのプロジェクト名です。
3. Debug information format を DWARF with dSYM file に設定する
Targets > MyProjectName > Build settings で以下のオプションをチェックしてください。
Debug information formatで検索をして、全ての項目をDWARF with dSYM fileに変更してください。
4. 動作確認
firebaseのcrashlyticsでdSYMがアップロードされてるのを確認できたら完了です。
参考サイト
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