「(Gnosis) Safe」でマルチシグウォレットを体験してみよう!
こんにちは、CryptoGamesのユウキです。
本日は、「(Gnosis)Safe」を使って、マルチシグウォレットを体験してみましょう。
0 始める前に
今回は、Goerliというテストトークンで行っていきます。
テストトークンの取得方法が不明な場合は、こちらの記事をご参照ください。
1 Safeを作成する
まずは、こちらのSafeのページにいきます。
こちらの画面から、「Create new safe」を選択します。
https://app.safe.global/welcome
「Connect」からウォレット接続を行います。
今回は、メタマスクで接続しました。
1) Safe名とチェーンを選択する
任意の「Safe」の名前を入れて、チェーンを確認して、「Next」
2) オーナーを追加する
では、このSafeのオーナーを追加しましょう。
今回はオーナーを3アドレスにします。
ちなみに、アカウントの追加はこちらから簡単にできます。
このように、オーナーを3つにしました。
3) しきい値を追加する
次は、しきい値の設定になります。
今回は、3つのアドレスのうち、2つの承認を必要にしようと思うので、下のようにして、「Next」
4) Safeの作成
確認画面で、問題がなさそうでしたら、「Next」
メタマスクが立ち上がりますので、「確認」
少し待つと、このように完成しました!
コントラクトアドレスもできていますね。
「Start using Safe」を選択します。
「Got it」から進んでいきます。
「Assets」を確認すると、このように、「Tokens」と「NFTs」があることが確認できました。
2 Safeのトランザクション実行の準備
1) SafeへのGoerliの送付
では、このアドレスにメタマスクからGoerliを送ってみましょう。
メタマスクの「送金」から
コントラクトアドレスと送る額を入れて、「次へ」
「確認」を押せば、OKですね。
このように、送られたことが確認できました。
2) もう一つのオーナーアカウントへのガス代の送付
では、3アカウントのうち、2アカウントの承認が必要なので、まずは、もう一つのアカウントにもガス代としてのGoerliを送ります。
これで大丈夫そうですね。
3 Safeでのトランザクションの実行
1) 誰か1つ目のオーナーによる署名
では、こちらの「New transaction」から新しいトランザクションを実行していきます。
「Send tokens」を選択
このように、送付先のアドレスと、いくら送るかなどを設定し、「Next」
なお、ここでウォレットアドレスを選択したときに、右上のウォレットアドレスが実行アドレスから変わっていないかご注意ください。
内容に問題がなければ、「Submit」
内容に問題がなければ、「署名」を行います。
このように、トランザクションが正常に行われたようです。
1) 誰か2つ目のオーナーによる署名
しかし、こちらの「Queue」を見ると、下のように、「×」がついています。
「1 out of 2」 とあるように、2つの署名が必要なものの、現時点では一つの署名しか行われていないので、このように表示されています。
そのため、別のオーナーで署名を行っていきましょう。
このように、「Needs your confirmation」と出ました。
下のマークを押してみましょう。
すると、このように、現在の状況が表示されるので、「Confirm」を選択します。
内容問題ないことを確認して、「Submit」を選択します。
3) トランザクションが実行されたことの確認
「Histroy」を確認すると、このように送付されていることがわかりました。
うまく行ったようですね。
「Assets」を確認すると、確かに残高が減っていました。
以上で終了になります。
最後までありがとうございました!
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