リレーショナルデータベース(RDB)を扱うための予備知識
リレーショナルデータベース(RDB)を扱うための予備知識
RDBのソフトウェア
実際にRDBを利用する場合、特定のソフトウェアをインストールする必要がああります。
よく使われているものとしては、「Oracle」や「MySQL」、「SQL Server」といった製品があります。
DBMSとデータベースの違い
データベースの機能を提供するソフトウェアのことを「DBMS(DataBase Management System)」と呼びます。日本語に訳すと「データベース管理システム」です。
「データベース」と「DBMS」はあまり区別されず使われることが多いのですが、厳密に見れば両者は若干異なります。
「データベース」は機能や構造を表す抽象的な概念で、「DBMS」はそれらを実現するために作られた具体的なソフトウェアです。
ソフトウェアとデーとタベースの関係性
システムというのはどんな単純なものであれ、データベースだけで作れるものはありません。
他の様々なソフトウェアと組み合わせて作り上げる必要があります。(その作業を「SI(System Integratoin)と呼びます」)
使われるソフトウェアは大きく分けて以下の3つに分類されます。
①OS(オペレーティング・システム)
②ミドルウェア
③アプリケーション
これら3つのソフトウェアには階層性があり下のレイヤ(層)のソフトウェアが動作していないと、上のレイヤのソフトをインストールしても動かないという制約があります。
OSとは何か
OSというのはシステムが動作するための一番の土台となる機能を提供するソフトウェアです。
普段使っているPCや携帯端末にも必ず搭載されています。
ミドルウェアとは何か
ミドルウェア(Middleware)は直訳すると「真ん中のソフトウェア」です。
データベースはここに属するソフトウェアです。これはすなわちデータベースはOS上にインストールすることで動くことを意味します。
※OSや製品によって機能が異なるためその組み合わせから別の組み合わせにシステムを引っ越す「マイグレーション(Migration)」と呼ばれるタイプのプロジェクトが存在します。
アプリケーションとは何か
アプリケーション(Application)とは、業務的な機能を持つようプログラムされたソフトウェアであり、ユーザーが最も頻繁に操作するソフトウェアです。
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