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ステッピングモータで回転吊り台を作るためのテスト
1. 概要
動画撮影で物体を360度回しながら撮影をする必要があった。
しかも物体を傾けた状態で撮影するということで、回転台だと支えが見えてしまうので使えない。
上からテグスなどで吊りつつ、回転させる仕組みが必要となることで作ってみた。
2. 環境
- 42mm ステッピングモータ 12V 2相
- DRV8825 ステッピングモータードライバ・モジュール
- SHANGHh PWM パルス信号発生器 ボード ステッパモータコントローラ DC15-80V or DC12V
3. 手順
以下の仕様書を参考にピンを接続していく。
9、10番ピンをHighにするために3.3/5Vが必要だが、4番ピンは使えず、ステッピングモータ用の電源とは別の制御電源を用意しないといけないのが少し面倒。
別でArduinoを用意しましたが、その場合GNDもステッピングモータ用のGNDと接続する必要があります。
ピン番号 | 名称 | 入出力 | 機能 | 接続先 |
---|---|---|---|---|
1 | ~FAULT | 出力(OD) | ホールト出力 | ---- |
2 | ~HOME | 出力(OD) | ホームポジション出力 | ---- |
3 | DECAY | 入力 | モードの設定 | ---- |
4 | 3V3 | 出力 | DRV8825 の 3.3V レギュレータ出力 | ---- |
5 | ~ENBL | 入力 | DRV8825 のイネーブル入力 | パルス発生器のENA端子 |
6 | DIR | 入力 | 回転方向設定 | パルス発生器のDIR端子 |
7 | STEP | 入力 | 回転パルス入力 | パルス発生器のPUL端子 |
8 | GND | 電源 | 信号およびモータ電源のグランド | パルス発生器のGND |
9 | ~SLEEP | 入力 | スリープ入力 | 3.3V/5V |
10 | ~RESET | 入力 | リセット入力 | 3.3V/5V |
~SLEEP 端子に H レベルを与えませんと 3V3の出力はでません。
そのため 3V3 の電圧を利用して~SLEEP 端子,他を High レベルにすることはできません。
入力ピンは 5V まででモータ電源を接続することはできません。
とりあえず動きました。
正転/逆転は動きましたがなぜか停止ボタンは動きませんでした。
ドライバの5番ピンをパルス発生器のイネーブル端子に接続したら停止しました。
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