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Eagleで公開されているフットプリントを元にパーツを作成する
1. 概要
Seeduino Nanoを載せるための基板を作りたくて、パーツを探したけど見つけられなかった。
ただSeeduino Nano自体のEagleファイル(.brd .sch)は以下のサイトに公開されているのでそれをベースにパーツを作成したのでそのやり方のメモ。
2. 環境
- Mac MacBook Pro 16-inch 2019
- macOS Ventura 13.6.3
- Autodesk Eagle Version 9.6.2
3. 方法
3.1 うまくいかなかった方法
Seeduino Nanoのbrdファイルを開いて全選択して、新しく作ったライブラリのfootprint画面でペーストしようとしたが、Skipped unsuitable objects
というメッセージが出て一部しかコピーできなかった。
3.2 やり方がないか調べてみた
同じようなことで悩んでいるArduino Forumの書き込みを発見。
返事には make-group2pac.ulp
を使えとあったので、試してみた。
3.3 うまくいった方法
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コピー元のbrdファイルを開き、全選択する。
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File - Run ULPを選択
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make-group2pacを選択(Browseボタンの横の検索窓で検索すると早い)しOKを押す
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ダイアログが立ち上がるので1~2行目のライブラリ名とフットプリント名を編集してRun Scriptを押す
↓test.lbrというライブラリのSEEEDUINO_NANOというフットプリントにコピーしたい場合
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ひたすらOKを押す
ひたすら怒られるので、無心でOKを押す。押すたびにフットプリントがコピーされていく。
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Saveすればフットプリントのコピーは完成
追記:その後やったこと
必要なのは外形とパッドの位置くらいなのでそれ以外は削除した
外形は20 Dimensionレイヤーから21 tPlaceレイヤーに変更した
44 Drillや45 Hollのレイヤにあるものも削除した。
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