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【データマネジメント成熟度アセスメント】

名称 | フェイズ | 簡単な説明 | レベル感 | プライオリティ (5が最優先) |
---|---|---|---|---|
データセキュリティ | フェイズ1 | セキュリティポリシーや取り扱いルール、アクセスルールなどを定め、監査すること | 1.5 | 5 |
データアーキテクチャ | フェイズ2 | データとビジネスを繋げる青写真を描くこと | 1.5 | 4.5 |
データ品質 | フェイズ2 | データを使う人の要件を満たすかどうか | 1.5 | 4.5 |
データ統合と相互運用性 | フェイズ2 | データの移動(ETLなど)を効率的に管理すること | 1.5 | 4 |
データウェアハウジングとビジネスインテリジェンス | フェイズ3 | 意思決定を支えるデータを提供すること | 2 | 4 |
メタデータ | フェイズ3 | データを説明するデータを管理すること | 1 | 3 |
参照データとマスターデータ | フェイズ3 | 一貫した値でできるデータを管理すること | 1 | 2.5 |
データガバナンス | フェイズ3 | 全体統計とルールを決め、組織的な意思決定を行なうこと | 1 | 2 |
データストレージとオペレーション | フェイズ3 | データベースの保守管理 | 1.5 | 1.5 |
データモデリングとデザイン | フェイズ3 | データ間の関連性を図示する | 2 | 1.5 |
ドキュメントとコンテンツ管理 | フェイズ3 | 非構造化なデータを管理すること | 1.5 | 1 |

なぜやることになったのか
データマネジメントを専門的に行う組織はなく、データマネジメントにおいて「レバレジーズの現在地はどこか?」「理想形は何なのか?」と全員疑問に思っており、何から優先的に対応していくべきなのかの共通認識も取れてない状況でした。 そのため、事業の意思決定層から依頼される分析業務ばかりに時間を割き、データ戦略室内部で進めるべき課題に取り組む機会が少なくなっていました。
会社が大きくなるに伴いデータ活用者が増え続けている状況にも関わらず、このまま何もせず進んでいくと問題が起きることは明白であったため、データマネジメント成熟度アセスメントを実施して現状を把握し、ロードマップを引いてデータマネジメントを推進していくべきであるとの判断になり、プロジェクトとして発足することとなりました。
レベルの定義
反省点
- 1点目:レベルの基準をベースに質問を設計しなかったこと
- 2点目:レベル判定定義を決める前に質問を決めてしまったこと

データチームのロードマップ
- フェーズ1
- データ統合と相互運用性
- データセキュリティ
- データストレージとオペレーション
- データモデリングとデザイン
- フェーズ2
- データアーキテクチャ
- データ品質
- メタデータ
- フェーズ3
- データガバナンス
- データウェアハウジング、ビジネスインテリジェンス
- 参照データとマスターデータ
- ドキュメントとコンテンツ
- フェーズ4
- マイニング、Analytics、ビッグデータ