Vivaldiを三か月使った感想
一か月の形で出そうとしたけど、思ったより機能が多かった・・・。二か月使うほどには気にいた。三か月経った・・・。
説明
Operaの後釜に近い。
表示が早い。つまり軽いということだ!
多くの設定ができる。感覚的にはVimiumに近いことができる。
独自の操作方法が設定できたり、マウスジェスチャーが標準で使える。
高評価
- 軽い
求めていた機能。
エクスプローラーが再起動するような、デスクトップ画面が暗転するようなことが起きなくなったため、非常に快適である。
- コントロールキーとF11で画面領域を限界まで確保する機能
これ、地味に優秀。
言葉だと分からないのでこの記事で実演。
- 充実したキー操作
Vimiumに近いところまで再現できる。足りない機能は素直に入れているが、デフォルトでできる分精神的な不安が少なくて良い。
また、キー操作の割り当てが面白いほどに楽しい(個人の感想です)。
- 標準搭載のRSS
Vivaldiではフィードと呼ばれている。
低評価
- <Ctrl> + +と<Ctrl> + =が利かない
キーボードのバグ。JISではなくENのほうで認識されているため、他ブラウザで使えるページのズームが使えない。
現状は別のキーに割り当てて対処。
- トラックパッドを使って行う『戻る』と『進む』の動作が使えない。
調べたところ、Vivaldi単体のバグ。
現状は二本指ではなく、右クリックでのマウスジェスチャーで対応する。
なお、タッチパッドの操作全般がきれいな動作をしないと思ったほうがいい。
追記
Vivaldiの設定を確認していたところ、「マウス:Altキーとあわせてジェスチャーを実行する。」という項目があり、ふと疑問に思った。
これ、トラックパッドの操作をマウスの操作に変換している可能性がありそうだ。
実際、「Ctrlとスクロールを使ってページズーム」をオフにしている場合、タッチパッドでの操作にある二本指でのページズームが初回に動作しない現象がある。
ということは、こんな感じの動作が内部で起きているのでは?
タッチパッドで操作をする。
↓
マウス操作に変換
↓
「Ctrlとスクロールを使ってページズーム」がオフになっていることを確認。
↓
マウス操作のためそもそもズーム操作ができなくなる。
↓
その間にどこかの変数に二本指でのズーム操作はマウス操作ではなくタッチパッドでの操作として登録。
↓
タッチパッドでの操作として認識しているためできるようになる。
もしこの説が正しいとすると、Altとスクロールでタブが切り替わる現象も説明がつく。
タッチパッドで勢いよくスクロールしたときにAltを押すと、残留が邪魔をしてタブが高速で切り替わるのよあれ()
この現象は一部のマウスに搭載されている高速スクロールを使用した感覚に似ている。となると、分離した形で管理しているのではなく、全てマウスの操作として登録しているのではないか、これが仮説になる。
Vivaldiはオープンソースなので、読める時間があればここら辺の処理をちょっと読んでみたい。
まぁ、ブラウザ関連は全くの無知なので読み解くのは無理だと思うが・・・。
気になる点
- 翻訳機能
デフォルト搭載の翻訳機能の精度はそこまでよくない。素直にGoogleやDeepLの拡張機能を入れよう。
- 広告ブロッカー
機能しないサイトがいくつかある。素直にuBlock Originでも入れよう。
- Chromium系の中では互換性が一番低めかもしれない?
Chromium系ではおそらく互換性が低いほうにある。他のブラウザでは正常に動くサイトが少し綺麗に動かない時がある。
Abemaが最もたる例かもしれない。広告の映像が流れず音声だけが流れる状態になる。・・・これに関しては、ピクチャーインピクチャーが悪さをしている可能性が高い。
おわり
タッチパッド操作ができていたらこのブラウザを大学でもメインにしたんだがな・・・。
ただ、それ込みでも圧倒的に使いやすかったので、今後も使っていきたいところ。
追記していきたい。
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