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統計検定1級チートシート
統計検定®︎1級とは
A.- 日本統計学会が認定する最難関レベルの統計資格
- 大学専門課程修了レベルで、データ解析に用いる統計学の基礎能力をはかる
- 確率論・推定/検定理論・ベイズ統計・回帰分析・多変量解析などを網羅
- 統計数理(5問中3問選択)・統計応用(人文科学/社会科学/理工学/医薬生物学から1問選択)から成る
- 合格率は20%前後。一般に300H程度の勉強が必要(らしい)
B. 本稿の目的
- 統計検定1級合格までの過程で、当方が頭の中でシンプルにまとめた内容を備忘録として残す。
- 統計検定の問題を解くうえで必要であった公式を、本稿の執筆をもって改めて整理する。
- ※1 あくまで以下のチートシートは最低限必要な事項
- ※2 これらの数式を丸暗記ではなく、定義から導出できるようにし、試験で扱えるように理解する
C. チートシート
1. 基本式定義
- 離散/連続確率分布の定義
- 期待値の定義
- 分散の定義
- モーメント母関数
2. 多変数への拡張
- 和・積の法則
- 共分散・相関係数
- 反転・全分散の公式
- 変数変換
3. 確率分布間の関係
4. 標本統計
- 標本統計量(平均・分散・普遍分散)
- 検定統計量
- チェビシェフの不等式
- 中心極限定理
5. 推定
- 十分統計量・フィッシャーの分解定理
- 対数尤度
- モーメント法
- フィッシャー情報量
- クラメール・ラオの不等式
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