🌙
デジタルデトックスのその先。③「スリープ時Wi-Fiオフ」アプリケーション
はじめに
①②の設定を経て、家ではWiFiが30分しか使えなくなった。この30分を有意義に使うために、できればこまめにWi-Fiをオフにして、ネット使用時間を引き伸ばしたい。
ただ、このこまめにWi-Fiをオフにするというのが意外と難しい。例えば、MacBookの画面を閉じていても、Wi-Fiがオンのままだと接続が継続されてしまうという問題がある。そのため、いつのまにかネット接続が消費され、今日の分のネット接続ができなくなってしまうということが多発する。
その対策として「画面を閉じたらWi-Fiをオフにする」という操作を自動で行える簡易なアプリケーションを作った。本記事ではその手順を説明する。
「スリープ時WiFiオフ」アプリケーション実装手順
- Homeblewが入っていない場合、まずはインストールする。ターミナルで以下を実行(途中でパスワード入力が求められる)。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
- Sleepwatcherをインストールする。ターミナルで以下を実行。
brew install sleepwatcher
(すでにインストールされているためこの表示)
- ~/.sleep ファイルを作成(デフォルトでディスプレイがオフになったら起動するファイル)。ここに、WiFiをオフにするスクリプトを書き込む。ターミナルで以下を実行。en0 はWi-Fiのインターフェース名なので、異なる場合は networksetup -listallhardwareportsで確認。
echo 'networksetup -setairportpower en0 off' > ~/.sleep
chmod +x ~/.sleep
Macintosh HD > ユーザ > katouyudai 内の隠しファイルに.sleepが作成されている
- Sleepwacherを起動する。ターミナルで以下を実行。
brew services start sleepwatcher
次回について
この操作を行うと、Sleepwacherが裏で動いてくれるようになる。そして、画面を閉じるといつでも勝手にWiFiがオフになる。
続いて、メッセージを返信する時に使うWiFi利用ショートカット機能を実装する。
Discussion