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新型コロナ感染者情報を毎日私用slackとdiscordに通知していたら会話のきっかけになった
概要
東京の新型コロナ新規感染者数を趣味のslackサーバーとdiscordサーバーに通知する仕組みを動かしていた。体験が良かったので事例を紹介する。
実装方法
データソース
東京都のGitHubでコロナ感染者統計情報のJSONが毎日更新されている。
tokyo-metropolitan-gov/covid19/data/daily_positive_detail.json
これを取りに行くことにした。
インフラ
1日に数回しかアクセスされないであろうことを踏まえて、herokuの無料枠で動かしていた。
コード本体
アクセスされると JSONをフェッチしにいき、いい感じに最新部分の要約をしたOGPを含むHTMLを返す。
トリガー
slack
slackにはリマインダー機能があるので、それで毎日定刻にheroku app のURLをチャンネルに流した。
discord
zapierを用いて毎日定刻に heroku app のURLをチャンネルに流した。
通知画面
通知の効果
その情報自体を受けてあまり活用は出来なかったが、その数値を見て情勢についてなどテキストチャットが始まることはちょくちょくあり、よく会話のきっかけになっていた。
普段話さない人どうしがチャンネルを覗いて感想を述べることで交流ができたり、感染者数の推移を見てお茶会で集う計画を立てたり、見送ったりの判断材料にもできた。
ただ、内容が慎重に扱うべきデータであるだけに、気心の知れないスペースで導入するのは僕ならためらうかもしれない。
現在
heroku のプラン改定によって動かなくなっている。
まとめ
新型コロナ感染者数の情報を slack や discord に流す仕組みがかなりシンプルに作れた。
話のきっかけや集まりの計画のきっかけとして大いに役立った。しかしセンシティヴな内容であるため、運用には注意が必要と思われる。
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