GPK FWBuilderを導入したときのメモ
背景と目的
いいかげん新しいキーボードを作るたびにQMKの環境を気にするのが面倒になってきたこと、他の方が作られたファームウェアを当時の環境でビルドしたいことが増えてきたことから、QMKのバージョンを指定してビルドできるGPK FWBuilderをようやく導入した。
結構たいへんだったので、あとで困ったとき用にメモしておく。
なお、Windows環境。
GPK FWBuilderのCUIとGUI Verのどちらをつかうか
正直GUIをつかえるならそちらのほうが良いと思う。
ただし、Hyper-Vが必要なのでたぶんWindows homeの人はおそらく使えない。
私は、上記の理由からCUI Versionを使ってる。
導入の流れ
Dockerの導入
昔入れたやつをそのままつかったので、入れ方覚えてない。
Build関係
ここらへん私よくわからなかったが、Commandpromptを起動し、回答したフォルダに移動してdocker compose buildでいけた。
Buildは10分ぐらいかかったと記憶。なかなか時間かかった。
完了したら、そのままPowershell上でdocker compose up -dでOk.
ファームウェアのビルド
curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -d '{"kb": "reviung/reviung41", "km": "default", "tag": "0.19.3"}' 127.0.0.1:3123/build/qmk
でビルドしろとの記載があるが、そのままだと動かなかった。
おそらくdefaultのところのエスケープ記号がぬけてる。
修正したら、以下で動かせた。
curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -d "{"kb": "template", "km": "default", "tag": "0.17.3"}" 127.0.0.1:3123/build/qmk
なおVialの場合は、以下。(理由は後述)
curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -d "{"kb": "template", "km": "default", "tag": "0.17.3"}" 127.0.0.1:3123/build/qmk
GenerateUniqID
以下で生成できた。
curl -X GET -H "Content-Type: application/json" 127.0.0.1:3123/generate/vial/id
つまったところ、やらかしたところメモ
Vialファイルつくるなら、build/vialにしないと
TAP_DANCE_ENABLE=yesにするとエラーがでていた。
理由は、127.0.0.1:3123/build/qmkとしていたため。
そもそもVialファイルつくるなら、127.0.0.1:3123/build/vialにしないとだめだった。
でてたエラーは
s_tap_dance.o: in function tap_dance_task': | /root/qmk_firmware/quantum/process_keycode/process_tap_dance.c:189: undefined reference to
tap_dance_actions'
| collect2: error: ld returned 1 exit status
同じ理由でVialにもってくと、
No device detectedとなっていた。