Rails8をゼロからデプロイまで体験する
Rails 8の主な特徴
Rails 8は、開発者の生産性向上とデプロイメントの簡素化を目標に、多くの新機能が導入されたバージョンです。以下は生成AI「Gemini 1.5 Flash」が示した回答の一部で、まことに魅力的で、夢心地になってしまいます。
主な特徴
1. Kamal 2とThrusterによるデプロイメントの簡素化:
- PaaS不要で、単一のコマンドでクラウドVMや自社サーバーにデプロイ可能
- 高速なゼロダウンタイムデプロイを実現
- SSL証明書の自動化
2. Solidシリーズによる機能拡張:
- Solid Cache: Redis不要のSQLiteベースのキャッシュストア
- Solid Queue: Redis不要のSQLiteベースのジョブキュー
- Solid Cable: Redis不要のWebSocket管理
3. SQLiteの活用:
- 本番環境でのSQLite利用が可能に
- キャッシュ、ジョブキュー、WebSocketなど、SQLiteで一元管理
4. その他の機能:
- 認証システムの自動生成: bin/rails generate authenticationコマンドで、セッションベースの認証システムを自動的に作成できます。
- Active Storageの改善: Active Storageの機能が強化され、ファイルアップロードがより便利になりました。
- パフォーマンスの向上: 様々な部分でパフォーマンスが改善されています。
Rails 8がもたらすメリット
- 開発速度の向上: デプロイが簡素化され、開発サイクルが短縮されます。
- コスト削減: Redisなどの外部サービス利用の削減により、コストを抑えることができます。
- 開発環境の簡素化: SQLiteの活用により、開発環境のセットアップが容易になります。
まとめ
Rails 8は、開発者の生産性向上とデプロイメントの簡素化を目的とした、非常に大きなアップデートです。 特に、SQLiteの活用による開発環境の簡素化は、多くの開発者にとって魅力的な点と言えるでしょう。
Railsガイドに沿って実際に手を動かして体験する
いつまでも夢心地に浸っている暇はない。後期高齢者ではあるが、最若手(?)を主張する自分としては一刻も早く、実際に飛び込むことが責務なのだ(ボケる前に)。
そのためには、Railsガイドv8.0の要所をざっくり斜め読みしてみたい。
これから学ぶことをリストアップしてみる
どれもこれも、ワクワクせざるを得ない内容だ。
- ✅ Railsのインストール方法、新しいRailsアプリケーションの作成方法、アプリケーションからデータベースへの接続方法
- ✅ Railsアプリケーションの一般的なレイアウト
- ✅ MVC(モデル・ビュー・コントローラ)およびRESTful設計の基礎
- ✅ Railsアプリケーションで使うパーツを手軽に生成する方法
- ✅ 作成したアプリケーションをKamalでデプロイする方法
開発環境構築の場所は実機?、どれとも仮想のDockerベース?
時代の流れはDockerベースに開発環境をつくって短いサイクルで、「作成・移動・廃却」を繰り返す方向へと進化している。これからせっかく学ぶならば、選択肢はDockerベース以外にない。
小技「ガイド目次」を便利に使う
Dev Containerをつくる
一番面倒でハラハラドキドキする世の悪名高き「開発環境構築」をやります。
頼る教科書は、Railsガイドv8.0の「Dev Containerでの開発ガイド」です。
手順の概要
- セットアップとインストール
- Dockerをインストールする
- VS Codeをインストールする
- rails-newツールをインストールする
- storeアプリケーションを作成する
- storeアプリケーションをdev containerで開く
1.セットアップとインストール
- Dockerをインストールする
Macの場合
Docker公式マニュアルのここを開き、図示のボタンをクリックする。以降の手順はマニュアルに従う。
Dockerのインストールが完了したら、Dockerアプリケーションを起動して、マシン上でDockerエンジンの実行を開始する。
- VS Codeをインストールする
Macの場合
VS Codeの公式Webサイトからダウンロードしてサイトの手順に従ってインストールする。
インストールが完了したら、VSCodeを起動し、「拡張機能:マーケットプレイス」から「dev containers」を洗濯して をインストールする。