Open1
自己流_仕様把握のための手順
仕様把握のための手順
(1) 質問力を鍛える
- 資料を読んだら「前提・入力・出力・例外」の4つを整理
- 前提:作成する機能を使うための前提条件
- 入力:ユーザーが入力するデータ
- 出力:システムが返す結果(画面表示やデータ登録など)
- 例外:エラーや特殊な扱い
- 不明点は必ずリスト化 → 担当者に確認
- 「仕様の穴を見つけること」が実力アップにつながる
(2) 擬似ユースケース(シナリオ)を書き出す
- 資料を読んだら、具体的な利用シナリオを想定してみる
- Aさんが画面で○○ボタンを押す → DBにはこう記録される → 次にこう表示される
- 書き出すことで仕様の曖昧さに気づける
- シナリオは以下のパターンを書き出す
- 成功パターン
- 失敗(エラー)パターン
(3) ER図・シーケンス図など図解化する
- 文章だけだと理解しづらい → 図に変換することで頭の中の「関係性」が整理できる
(4) レビュー視点を持つ
- 「自分が他人の実装レビューをする」と仮定して仕様を読む
- レビューで突っ込むべき箇所を探す → 自分の理解不足に気づける
(5) 短いサイクルでフィードバックを得る
- 仕様の理解を「自分だけで完結」させない
- 途中段階で「仕様理解メモ」や「設計方針メモ」を共有して認識合わせする