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Midjourneyで画像生成してみよう

2023/03/21に公開

はじめに

画像生成AIにMidjourneyがある。
使い方は他の記事に譲ることにして、本記事では私が欲しいテイストの画像を生成するまでに行った試行錯誤の過程を記録しようと思う。
生成に用いた文と、生成された画像の対応を見ていく。

欲しい画像のイメージ

初めに想定した要素は下記の通りだ。

  • 若い女性
  • スケートをしている
  • 周囲に桜の花びらが舞っている

実際に生成してみる

まずは上記で挙げた要素を日本語の文章にした。

桜の花びらが舞う中、スケートをする可憐な女性の写真

1回目

上記の文章をDeepLで英訳してMidjourneyに投げた。

入力文1
A photo of a dainty woman skating amidst fluttering cherry petals.

出力された画像がこちら。

悪くない!特に2枚目は好きな感じだ。
(生成された画像は左上からZ字を描くように1~4の番号が振られている)

2回目

1回目の画像はどれもちょっとリアルすぎたので、アニメ調で可愛い感じにしたいと考え、anime,cuteという文言を後ろに付け加えて再度生成させた。

入力文2
A photo of a dainty woman skating amidst fluttering cherry petals. anime, cute

出てきた画像はこちら。

だいぶアニメっぽい!
今度は2,4枚目のテイストが好みに近いと感じた。

好みの画像の特徴を分析

ここで一度立ち止まり、自分が良いと感じた画像について好きなポイントを考えてみた。

すると、下記の要素があることに気づいた。

  • 黒髪ロングである
  • 服の色が白い

これらを元の入力文に加えてもう一度トライしてみる。

3回目の画像生成

桜の花びらが舞う中、スケートをする黒髪ロングで白いワンピースを着たかわいい女の子。

入力文3
A cute girl with long black hair and wearing a white dress skating amidst dancing cherry petals. 


おお!かなりイメージに近い!
3枚目が気に入ったのでUpscale(高解像度化)すると、下記の画像が得られた。

良いですね。
4つの候補はラフ画で、その中からUpscaleすることで清書してくれるようだ。

まとめ

画像生成する際には前準備として予め頭の中のイメージを具体化することが大事だと知った。
逆にイメージが固まっていない場合は、今回のようにいったん思いつく限りの要素を入力して画像の候補を生成させて、そこから自分が何を理想としているのかまとめていくこともできる。
ぼんやりとした曖昧なイメージを具体化する際にも、画像生成AIは有用だと感じた。
ただし細かすぎる要望は入力しても画像にうまく反映されない場合があるので、決め打ちしすぎずに画像生成→微調整の試行錯誤も必要だと思う。

P.S.
2回目の生成の右上もUpscaleしたらけっこう可愛かったので貼っておく。

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