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変数って何?箱に例えて学ぶプログラミングの基礎
プログラミングを学ぶ上で避けて通れないのが 「変数」 です。
「変数」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実はとても身近な考え方です。
📦 変数って何?
一言でいうと、変数は「データを一時的に入れておく箱」のようなものです。
この「箱」に名前をつけて、必要なときに中身を取り出したり、新しいものに入れ替えたりすることができます。
✅ 変数の3つのポイント
要素 | 説明 |
---|---|
名前 | 箱を識別するためのラベル(例:age , name ) |
中身 | 実際のデータ(例:25, "Taro") |
データ型 | 箱の種類(どんなデータを入れられるか) |
1️⃣ 名前の役割
変数の名前は、その変数が何を表しているかを示すラベルです。
例:
age = 25 # 年齢を入れる箱
name = "Taro" # 名前を入れる箱
→ 意味のある名前をつけることで、コードが読みやすくなります。
2️⃣ 中身(データ)の役割
変数には、さまざまなデータを入れることができます。
-
数値(整数・小数):
10
,3.14
-
文字列:
"こんにちは"
,"Zenn"
-
真偽値:
True
,False
3️⃣ データ型の役割
変数にはデータ型という「箱の種類」があります。
これにより、何を入れられるかが決まるのです。
データ型 | 例 |
---|---|
整数(int) |
10 , 20
|
小数(float) |
3.14 , 0.5
|
文字列(str) |
"Hello" , "world"
|
真偽値(bool) |
True , False
|
🐍 Pythonでの変数の使い方
# 変数を「宣言」し、「代入」する
age = 25 # 年齢を表す整数
name = "Taro" # 名前を表す文字列
# 中身を取り出して使う
print(age) # 出力: 25
print(name) # 出力: Taro
# 中身を入れ替える(再代入)
age = 26
print(age) # 出力: 26
# 新しい変数に計算結果を代入
age_in_5_years = age + 5
print(age_in_5_years) # 出力: 31
📝 まとめ
- 変数は「名前付きのデータの箱」
- 名前・中身・データ型の3つが基本
- Pythonでは
=
を使って代入し、後から再代入もできる - 意味のある名前をつけるとコードがわかりやすくなる
変数は、プログラムを書く上での土台です。
これをしっかり理解すると、どんな言語でもスムーズに学べます!
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