🟩
VSCodeでKotlinの開発環境構築手順
前提条件
- 言語はKotlinを使用すること
- Gradleを利用すること
- brewが使用できること
拡張機能のインストール
VScodeで拡張機能(以下の項目)をインストールしていきます。
- Kotlin
- Kotlin Language
- Kotlin Formatter
KotlinコンパイラとGradleインストール
// TODO brewのアップデートは必要であれば行う
$ brew update
$ brew install kotlin
$ brew install gradle
※ gradleのインストール後の初期処理については以下を参照する
プロジェクト作成
- コンソールを起動し以下を行う。
(1)任意の場所にフォルダを作成(プロジェクト名になる)
(2)上記で作成したフォルダに移動
(3)gradle initを使用しプロジェクトを作成
// (1)と(2)は任意の名前
$ mkdir kt-sample-pj ・・・(1)
$ cd kt-sample-pj ・・・(2)
$ gradle init --type=kotlin-application ・・・(3)
- (3)実行時以下の選択が出てくるので、2を選択しEnter → 再度Enter
- プロジェクト名を入力
- パッケージ名を入力(後で設定するので判断しやす名前にする)
ビルドの設定
task.json作成
- 下記コマンドを実行して「.vscode」ディレクトリと「tasks.json」を作成します
cd kt-sample-pj // 今の階層と同じであれば以下の2つを実行
mkdir -p .vscode
vi .vscode/tasks.json
- 「i」を入力
- 以下のを入力
{
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"label": "build",
"type": "shell",
"command": "./gradlew build -x test",
"problemMatcher": [],
"group": {
"kind": "build",
"isDefault": true
}
},
{
"label": "run",
"type": "shell",
"command": "./gradlew run"
},
{
"label": "test",
"type": "shell",
"command": "./gradlew test"
}
]
}
- escを押下
// 保存して閉じる
$ :wq
// vscodeを開く
$ code.
- .vscode/task.jsonを開く
- ターミナル>タスクの実行...を選択し、build,run,testが選択できるようになっているか確認
デバッグ設定
launch.json 作成
- ターミナル戻る
- 以下のコマンドを入力
vi .vscode/launch.json
launch.jsonにデバッグを設定
デバッグすべきプロジェクトの情報を書き込む
以下を書き込む
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"type": "kotlin",
"request": "launch",
"name": "Kotlin Launch",
"projectRoot": "${workspaceFolder}/app",
// mainClassは格納場所に合わせて変更する
// 例)以下は、「app/src/main/kotlin/com/sample/hsgw」の場合
"mainClass": "com/sample/hsgw/AppKt",
"preLaunchTask": "build"
}
]
}
extension 作成
手順は上記を参考
- 以下のコマンドを入力
vi .vscode/extensions.json
- 以下を書き込む(配列内の2つをインストールする)
{
"recommendations": [
"fwcd.kotlin",
"vscjava.vscode-java-pack"
]
}
- vscodeに戻り、ブレイクポイントをはりデバッグ実行を行う。
Discussion