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0828 環境音は意識しないと気が付かない。音の設定で無意識に作品を高める。

ヨウタリヨウタリ

ゲームを形づくるのは、
映像や物語だけではない。
環境音があることで、空間は生き始める。
森のざわめきや鳥の声があれば、
画面の奥に深さを感じる。
雨音を強めれば、不安や孤独を演出できる。
同じ景色でも、
音の設計ひとつで体験の意味は変わる。
面白いのは、
多くの人が環境音を意識していないことだ。
しかし、その無意識の部分こそが世界を支え、
感情を揺らしている。
だから、まずは作り手が耳を澄ますこと。
街角の雑踏、風の音、夜の静けさ。
小さな音を拾い集めるだけで、
作品の世界は大きく広がっていく。