😂

エンジニアなのに年収が低い?年収の基準と収入アップ方法まとめ!

2023/02/11に公開1

「エンジニアの年収ってどれくらいが普通なんだろう。。。」

口には出さねども、誰でも一度は感じる疑問だと思います。
僕自身、特に別の会社で働くエンジニアの友人と会ったときなどは「皆本当はどれくらい稼いでいるのかなあ……」と実は気になったりしています。

という訳で今回はエンジニアの年収に関する記事です。

  • エンジニアの年収水準に関するデータ
  • エンジニアの年収を確実に上げる方法

の2点についてまとめていきます。

エンジニアの年収データ

まず、ネットに転がっている記事を読むとエンジニアの平均年収は542万円と推定されるようです(参考)。

同時に全職種の平均は409万円ということなのでやはり「エンジニアは稼げる」という説は妥当性があるようです。
なにせ平均より30%以上も年収が高いですからね。

ただし、年齢別や性別といった母集団の細かい属性と紐付いた信頼性が高いデータが手に入らなかったので、542万円という数字の解釈は分かれるところでは有ります。

ちなみに僕個人の感想を言えば
「平均542万円という数字は肌感覚よりも低い」
です。
YouTubeやTwitterにも年収8桁のエンジニアがゴロゴロしていますし、実際に僕自身年収1000万円超え学生エンジニアも見てきました。
また、レバテックフリーランス等の求人で掲載されている案件にも月単価80万円以上のものがゴロゴロあります。
こういった経緯から、「エンジニア全年齢の平均年収だと700万円くらいは行くのかな」という感覚を持っていました。

低くても440万円程度

ちなみに、これまたググってきた情報で申し訳ないですが、エンジニアの年収は低水準の場合440万円程度だそうです(参考)。
※ここでいう低水準層というのは、新入社員などを想定しているようです

「こちらは逆に想像より高いな」というのが僕の感想です。
プログラミング未経験者も積極採用するSES企業等の新入社員は、本質的に他の職種の新人とのスキル差はまだ無いはずです。
にも関わらず、一般的な大卒新入社員よりも年収がハッキリと高くなっているのが一つの発見でした。

ちなみに、年収に影響する因子として職種があるわけですが、こちらの分布は大方の予想通りです。
PMなどの上流マネジメント層の収入が多く、運用保守・ヘルプデスクやサポートセンター等の勤務形態だと年収が低くなりがちだそうです。

プログラミング言語で収入は変わるのか?

ちなみにプログラミング言語別の収入状況も見ておきましょう。

調査によると、主要言語の年収ランキングは以下のようになるようです。

言語 平均年収
1位 Python 約600万円
2位 Ruby 約560万円
3位 Kotlin 約580万円
4位 Swift 約560万円

参考

いわゆるモダンなイメージの言語が並んでいますね。
言語別に年収を見ることには批判もあり、僕自身あまり好きではない評価軸です。
ただ、上記ランキングは僕の肌感には一致するところも多いです。
これらの言語はスタートアップのプロダクト制作に採用されることが多い言語ですが、昨今のITスタートアップは割と金払いが良い所も増えている感じがします。

世界的な金余りだからなのか、ポッと出たようなITスタートアップが「n億円の資金調達を行いました。」とシレッとプレスリリースを出しているのを良く見ますよね。
僕の周りのサンプルの場合だと、そこで調達したn億円の大部分がエンジニアの給料に流れていくイメージです。

収入アップの方法

さて、これまでエンジニアの年収に関するデータを見てきました。
もし
「え、私の年収低すぎ……!」
と思ったとしても大丈夫です。
既にエンジニアとして働いているor働く強い意思がある方なら年収をアップする強力な方法が存在します。

転職・フリーランス独立

確実かつ短時間に年収を上げる方法は、転職です。
特に先述したエンジニアの年収の平均水準(542万円)に届いていない方は、平均的な水準の企業に転職するだけでも年収アップが狙えます。

個人的にオススメなのが、

  • 資金調達に成功したてのスタートアップ
  • 大手資本の社内ベンチャー

といった組織を狙って転職活動を進めることです。

まず、これらの組織はエンジニアに払える金を持っているのは勿論のこと、慢性的に人手不足です。

僕は最近スタートアップのエンジニア採用活動担当者と仲が良いのですが、皆口を揃えて「エンジニア採用が上手くいかない」と嘆いています。

その背景にはこんなカラクリがあります。
例えば新規開発案件を抱えているとして、そこで使用する技術は事前にある程度決めておく必要があります。

何かWEBアプリを作るとすると、社内の既存エンジニアの経験を鑑みて

・フロントエンドはReactで作ろう
・サーバーサイドはGoで書こう
・インフラはGCPを使おう

といった感じで使用技術をざっくり決めておきます。

こんな風に技術仕様を詰めれば詰めるほど、その全ての経験がある人材というのは数が減っていき、採用が困難になります。
Reactの経験がある人はたくさんいても、ReactとGoの両方の経験がある人となると限定されますよね。

こういった状況なので、
「未経験技術でも私はガンガン吸収していきたいです!」
といった気概が見えると割とあっさり採用を出しているな、という印象を持っています。

(また、スタートアップ的な職場を経験すると開発スキルも身につきやすいので再転職時にもさらなる年収向上が見込める、という理由も有ります。)

また、状況が許すのであれば、フリーランス案件を受注してみるのもオススメです。

フリーランスは派遣等といった形で働いているエンジニアに対して、単純に中抜きされるお金を最小化出来るので、必然的に収入の期待値はかなり高めです。

法人間の案件発注の場合、エンジニアの人月単価は100万円程度で見積もりを出すのは至って普通の話です。
しかし正社員エンジニアの場合、当然雇い主の会社にもお金が渡るので、実際に自分が手に出来るのはこの人月単価の半分程度といったところでしょうか。

フリーランスであれば、そういったことが無い分高収入を狙えます。
実際、大手のレバテックフリーランス等には、月単価80万円超えの常駐案件がたくさんあります。

最後に、無料で登録可能な大手の転職&フリーランス案件サービスをまとめておいたので参考にしてみてください。

エージェント名 特徴
レバテックキャリア レバテックの転職希望者向けサービス。求人数7000超&年収アップ率7割超。
レバテックフリーランス フリーランス案件の数が多い&高単価案件
レバテックルーキー 新卒でITエンジニアになりたい学生向け
レバテッククリエイター Web・ゲーム業界専門の高給派遣・フリーランス案件
FREE-DA SES出身者におすすめのエージェント
エンジニアスタイル東京 最近知ったところですが、案件の質がよさげです(自分的に一番おすすめできるかも)

Discussion