なぜあなたはエンジニアでありながらアウトプットをしないのか

5 min読了の目安(約3200字IDEAアイデア記事
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はじめに

Zennはポエム的な記事もOKだということで、今回は日頃考えている「エンジニアのアウトプット」について自分の考えをまとめてみたいと思います。タイトルは適当です。

アウトプットにもいろいろ形はあると思いますが、今回は以下の2つのケースをメインにまとめます。

  • zenn、qiita、個人ブログなどで技術に関する記事を書く
  • 個人開発のプロダクトを開発し、公開する

そもそも学習の時間を作らない

冒頭から自分語りになってしまって申し訳ないのですが、自分は「社内SE→フリーランス→SES兼受託開発企業」といった感じのキャリアを歩んできました。

フリーランスとしての期間は1年に満たないほど短かったですが、「自分から行動しないとお金が入ってこない」という感覚[1]を強く覚え、そこから発信を意識するようになりました。(今となっては、社内SE時代からこういうことを初めておくべきだったなと思います)

再度会社に入ってみて思うのですが、平日の仕事終わりや休日に学習を行う人って少ないなぁと思います。[2]

新しい技術がどんどん出てくるこの業界で、特に仕事外でやりたいことがなければ勉強に励んでも損はないと思いますし、もっと身近に刺激を受けあえる人が増えたらいいなぁと個人的に思います。

あと、たまたま今読んでいた図解 モチベーション大百科という本にこんな一節があります。

「できる」とラベル付けされた人は、「できる」が実現するように周囲から特別扱いされる
「できる」というラベルづけをされた人に対して、周囲はその人がふさわしい結果を出すよう、密接なコミュニケーションを取ったり、仕事の便宜をはかったり有益な情報を渡したりするなどの行動を取りやすくなります。

会社の上司や同僚に対して発信していることをアピールし、会社の中で「発信している人」のポジションを獲得できれば、仕事を通して、より成長しやすくなるはずです。

インプットしかしない

勉強する人の中でも、技術書のような書籍を読むだけとか、コードを写経をするだけとか、勉強会に参加するだけとか、目的も無しにとりあえずインプットのみするって方もたまにいるのですが、すごく勿体無いなぁと思います。

とりあえず技術書の内容を写経してみたりしてたこともあるのですが、ほとんど頭に残ってないんですよね...開発したいものに落とし込む応用力が身についていないから、いざ開発するときに手が動かなくなるんです。

例えば、ただコードを写経するだけではなく、かなり簡単でもいいから自分なりの工夫を加えてアプリを公開してみると、理解度はそれだけでかなり深まると思います。

また、何も目的の無いままとりあえずインプットを続ける、という人も見かけます。

何か先に自分でアウトプットしたいものを設定して、それに合わせたインプットをしてみると良いと思います。(簡単な例だと、「個人開発プロダクトで全然集客できない→マーケティングに関する本を読んでみる」など)

アウトプットに対するハードルを高くしがち

バズる記事なんか書けない...

qiitaのトレンドを確認して、ある程度知ってる分野の記事は「ほえー、なんかすげーなー!」とか思ったり、自分が詳しくない分野の記事を見ると「ほえー、なんか難しそうだなー!」とか思ったり、10000文字クラスの質の高い記事ばかり目にいってしまい、「自分にはやっぱりこういうのは書けないなぁ...」と思ってしまうことはないでしょうか?自分はしょっちゅうあります。

ただ、トレンドに載る記事だけが全てではないと思うのです。

トレンドに載っている『Webサービス作ってみた!』みたいな記事より、実際に実務で行き詰まって検索した先にたどり着く、エラーへの対応法が載っているqiita記事の方が、実務などでコーディングしてる最中には前者より実用性で勝ると思います。

データ(qiitaでいうLGTMや閲覧数)としての反応は少ないと思いますが、後者の記事もとても価値があるものになり得ると思います。

念のため申し上げますが、『Webサービス作ってみた!』系の記事を否定する発言ではありません。実用性は後者に軍配があがると思いますが、前者もその人だけが経験した希少な経験を知ることができる価値のあるものだと思います。

他の方が既に書いてあるような事しか書けない...

「こんな記事書いてみようかな」と思っても同じネタの記事が既にある...なんてこともあるのですが、個人的にはそんなに気にすることではないと思います。

必ず書いた人なりの何かしらのオリジナリティが出てくるはずです。[3]

例えば「VisualStudioCodeのおすすめ拡張機能まとめ!」みたいな記事って複数あると思いますが、被っている拡張機能はあるにしても、100%被っている訳ではないと思うので、自分だけの記事を気ままにまとめていいと思います。

(正直に言うと、そもそもこの記事だって、色んな方が既に言われている事をインプットとして捉えて、自分が持っているフィルターを通してまとめているような部分もありますしね)

知識の定着化のためにアウトプットしよう!

上記で挙げた2つの書けない理由は承認欲求も原因になっているのではないかと思います。

自分が思うアウトプットのメリットの1つに「自分の知識を定着化させる」というのがあります。

業務でも「あっ!これ個人開発でやったところだ!」と、個人開発で書いたコードを部分的に使い回せたりするので仕事に役立ちますし、

また、アウトプットを続ければ続けるほど、アウトプットするまでのサイクルを短縮できます。

とても良さそうなアプリのアイデアが出てきたいざというときに、日頃から個人開発をしている人と、全く個人開発をしたことがない人では全くスピードが違います。

最悪、全く個人開発をしたことがない人の場合、完成させるまでに時間がかかりモチベーションが維持できなくなり断念してしまう、なんてケースもあるので、最初はあまり開発期間のかからない製作物をちょこちょこと作っていって、「自分の知識を定着化させるクセ」を付けていくのがおすすめです。

Zennがリリースされたことですし

言いたいことをまとめると...

  • エンジニアだったら(エンジニアに限らず社会人全員?)できる限り勉強しましょ
  • インプットも必要ですが、インプットだけに留めずにアウトプットのためのインプットをできるようにしよう
  • 「どうせバズらない」とか「どうせ他の方が書いてる」とかアウトプットできない理由なんて探さずに、最初は質が低くても問題ないので自分のためにアウトプットしよう

Zennという新しいアウトプットの場も作られたので、今まで特にアウトプットをされてこなかった方も、そうでない方も是非気軽に記事を書いてみてはいかがでしょうか。

※コメントにてご意見お待ちしております

脚注
  1. エージェントを介すタイプだとそんなことないんだろうか...? ↩︎

  2. 個人的にそう思い込んでいるだけで、会社ではそんな空気出してないけど実は裏ではゴリゴリに勉強してます!みたいな人もいるかもしれないが ↩︎

  3. もちろん他の方が書かれた記事のパクって言葉をちょっと変えたりとかはダメですよ ↩︎