o3 MCPでClaude Codeが最強の検索力を手に入れた
こんにちは、よしこです。
普段の開発にClaude Codeをフル活用する毎日です。
ただ、Claude Codeは検索があまり強くないので、なにか解決できないエラーや込み入った問題は別途ChatGPTアプリでo3に聞き、回答をClaude Codeにコピペする、というのが常でした。
もう二人で勝手に話してくれ〜って思いながら情報運搬職人をやっていました。
しかし!なんと今朝、OpenAI APIのo3 modelがWebSearchに対応したのです!!
つまり、MCP経由でClaude Codeが直接o3に聞いて、o3がChatGPTのように検索しまくって推論して整理してClaude Codeに返してくれる時代が来たのでは…
というわけでさくっとMCPを作ってみました。
中から検索込みでo3のAPIを呼ぶだけの、1ファイルだけのごく薄いMCPラッパーです。
API Keyと一緒に、推論と検索度合いもenvで設定できるようにしておきました。
登録方法
global登録(user scope)は
$ claude mcp add o3 -s user \
-e OPENAI_API_KEY=your-api-key \
-e SEARCH_CONTEXT_SIZE=medium \
-e REASONING_EFFORT=medium \
-- npx o3-search-mcp
またはproject単位で、使いたいProject直下の .mcp.json
に
{
"mcpServers": {
"o3": {
"command": "npx",
"args": ["o3-search-mcp"],
"env": {
"OPENAI_API_KEY": "your-api-key",
"SEARCH_CONTEXT_SIZE": "medium",
"REASONING_EFFORT": "medium"
}
}
}
}
使ってみる
ずっとClaude Codeに「o3に聞いてみて」って言いたかった。
勝手に会話してる!!(Claudeはなぜ東京だと思ったんだろう)
ちゃんとしたことも聞いてみましょう。
Claude Codeへのenv込みのglobal mcp登録の方法がわからなかったので聞いてみました。
Ctrl+Rで展開してみると…
こ、この情報量は…
o3だ!!!!!
検索結果を推論してまとめて要約して返してくれるので、直接Web検索するよりClaude Codeも読みやすそうですね。
それを読んでのCloude Codeからの返答がこちら。「ユーザーとのやりとりは日本語で」とCLAUDE.mdで指定してあるので、日本語で回答してくれてる。簡潔な返答。
今回は私からの質問だったのでそのまま私に返されましたが、たとえば「実装時にエラーが解消できなくて困ったらo3に聞いてみて」とかCLAUDE.mdに書いておけば、コーディング中に勝手にやりとりして解決してくれる気がします。
もうひとつやってみました。実際のコーディングの中で、時刻のテストで混乱してたのでo3に聞いてって言ってみた。
自分でわからないこと聞きに行って勝手に話して解決しました…
Claudeが何がわからないのか私もわかってなかったから、自分で聞いてくれるのありがたいな。
globalのCLAUDE.mdに以下を追記しました。
実装中に技術的に詰まったところやわからないところ、解決できないエラーなどがあればo3 mcpに英語で相談して。
これで普段のコーディングで詰まっても自己解決か、「o3に聞いてみて」で済む場面が増えそう!!!
というわけでAI間情報運搬屋さんは今日で廃業します。
mcpの登録方法は記事中段に書いてあるので、よければ使ってみてください!改善も歓迎です🌟
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