【 AppSheet 機能解説 】項目の並び替え( Column order )【 View 】
こんにちは。吉積情報(株)アプリケーション開発部のイイズナです。
AppSheet の機能解説シリーズ、今回は項目(Column)の並び替えを可能にする機能「Column order(カラムオーダー)」についてのお話です。
ビューの調整をする機能ですので、主に Detail ビューでデータの詳細を見る場合、Form ビューでデータ入力をする場合、Table ビューでデータ一覧を見る場合などに役立つものです。
Column order を使うメリット
Column order を使い「項目を並び替える」ことで複数の項目を優先順位の高いものから表示することや、「項目を非表示にする」ことで必要な項目のみの表示をすることが可能です。
入力する時のデータの並びと、確認画面で見る時に見たい項目の順番は違うことがありますよね。
そんな時、入力時(Form)のビューと確認画面(Detail)のビューとで別々に Column order を設定できるので便利ですよ。
▼ 並び替え&項目非表示の例
Before
After
Column order の使い方
ここからは、Detail ビューの Column order を例にご説明します。
使い方は至ってシンプル。
開発画面の Views から、該当の画面で「View Options」の中にある「Column order」を設定するだけです。
必要なカラムを追加したり、不要なカラムを削除したり、カラムの順番を入れ替えたりなどします。
この時に、Automatic から Manual に切り替える必要があります。
Automatic はすべてのカラムが表示されているので…
Automatic の場合は、ソーステーブルに存在するカラムが自動的に全て表示されます。
Manual に切り替えます。
カラム(項目)を新しく追加した時
各ビュー設定の Column order にある「Add」からカラムを追加します。
「All other columns」を選ぶと、未追加のカラム全てが追加されたことになります。
Table ビュー の Column Order
こちらも同様に「Manual」に切り替えてから、Column order でカラムの要否に合わせて適宜追加や除外をします。
すると、Table ビューには選択したカラムが指定した表示順で見ることができるようになります。
ケーススタディ
1.データ入力の順番が決まっているもの
具体例:入力元の用紙に記載されている項目と同じ順番に、Form のカラムを Column Order で並び替える。
2.更新頻度が多いもの
具体例:Detail ”商品確認済”という意味の「確認フラグ」を見やすい位置に置く。
3.優先度が決まっているもの
具体例:商品情報において、数量、納入日をすぐにわかるような順序で Detail のカラムを並び替える。
4.必要なもののみを表示
具体例:入力(Form)では必要でも、確認画面(Detail)表示では不要な項目を表示させない。
選択したカラムだけが表示されます
必要なカラムは Add から追加や、カラム名右の✕ボタンから除外ができます
おわりに
いかがでしたでしょうか?
細かい機能もしっかり使いこなして、ユーザビリティを向上させて業務 DX につなげましょう。
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ありがとうございました。それではまた次回お会いしましょう。
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