Closed4
AWS
AWSのネットワークの概念
リージョン
- awsの各サービスが提供されている地域のこと
- リージョンで使えるサービスが異なる
- 日本だと東京がおすすめ
アベイラビリティゾーン
- 独立したデータセンターのこと
- 一つのアベイラビリティゾーンが停止しても、他のサーバを停止させないために必要
VPC
- AWS上に仮想ネットワークを作成できるサービス
- リージョンを跨げない
- アベイラビリティゾーンを跨いで作る
サブネット
- VPCの中でネットワークを区切るときに使う(VPCを細かく区切ったネットワーク)
- ネットワークから見れる見れないなど
- アベイラビリティゾーンの中で作る
IPアドレスを決める
vpcとサブネットそれぞれに決める
IPアドレスとは?
ネットワーク上の機器を識別するためのインターネット上の住所
- ネットワーク上で重複しない記号
- 32ビットの整数値で構成される
- 読みにくいので32ビットのIPアドレスを8ビットの4つの組に分け、(.)で10進数で表現する
- 0.0.0.0 ~ 255.255.255.255まで
- (例)0101100000101110000000100000001 = 172.20.1.1
パブリックIPアドレス
- インターネットに接続する際に使用するIPアドレス
- 重複すると正しく通信できなくなるので、ICANNという団体が管理している
- プロバイダーやサーバー事業者から貸し出される(AWS上でも貸し出される)
プライベートIPアドレス
- インターネットで使用されないIPアドレス
- 10.0.0.0 ~ 10.255.255.255/172.16.0.0~172.31.255.255/192.168.0.0 ~ 192.168.255.255の範囲内のアドレスを自由に使用できる
- 社内LANの構築やネットワークの実験時はプライベートIPアドレスを使用する
IPアドレスの範囲
ネットワークを構築する際は、そのネットワークで使うIPアドレスの範囲を決める
IPアドレスはネトワーク部とホスト部に区別することで範囲を表記する
192.168.128 (ネットワーク部).255(ホスト部)
CIDR表記
IPアドレスの後ろに「/」を書き、その後ろにネットワーク部が先頭から何ビット目までなのかを
記載する
- 例: 192.268.128.0/24だと、.128までがネットワーク部
サブネットマスク表記
IPアドレスの後ろに「/」を書き、ネットワーク部を表すビットと同じ部分を1に、ホスト部を表すビットと同じ部分を0にする
- 例: 192.168.128.0/255.255.255/0
ルーティング
ルーターがIPアドレスの行き先を管理しているので、ネットワークとネットワークがIPアドレスを通じて接続することができる(ルーティング)
ルートテーブル
宛先の「IPアドレス」と「次のルーター(AWSではターゲット)」という書式で設定する
- デフォルトルートは、ルートテーブルに登録されているどのアドレスにも一致しない場合の経路
インターネットゲートウェイ
インターネットとvpcを繋げるもの
ネットワーク設計で気をつけること
VPCの設計ポイント
- プライベートIPアドレス範囲から指定しよう
- VPCでは仮想のプライベートネット空間を作成するので、プライベートIPアドレスを推奨
- 作成後は変更できないので、大きめに設定しよう
- 大きさは/28から/16で/16が推奨されている
- オンプレミスや他VPCのレンジと重複しないように気をつける
- 相互接続する可能性がある場合は、重複に気をつける
VPCを分割するか?アカウントを分けるか?
- 異なるシステムの場合はアカウントを分ける
- 異なるシステムを同一アカウント内に入れると管理が煩雑になる
- 同一システムの各環境は、VPCとアカウントのどちらを分けるか?
- 環境が違う場合は、同一のものをしようしてはダメ
- VPCを分けると、IAMの設定が一度で良い。反面、各環境のリソースが見えてしまい事故の元にもなる
- アカウントを分けると、他の環境のリソースが見えず、作業しやすい。反面。環境ごとにIAMの設定が必要
- 同一アカウントで、VPCとリージョンを分けるのが良さそう
サブネットの設計のポイント
- 将来的に必要なIPアドレス数を見積もる
- /24が標準的
- サブネットの分割は、ルーティングとアベイラビリティゾーンを基準に行う
- サブネットに割り当てられるルートテーブルは一つ
- インターネットアクセスの有無・拠点アクセスの有無などのルーティングポリシーに応じて分割する
- 高可用性のために、2つ以上のアベイラビリティゾーンを使用する
ネットワーク構築の流れ
- VPC作成
- サブネット作成
- インターネットゲートウェイ作成
- ルートテーブルにigwとサブネットをアタッチ
このスクラップは21日前にクローズされました