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Chrome 拡張開発のすゝめ

2023/09/26に公開

なぜ Chrome 拡張?

簡単に作れる

最小構成の Chrome 拡張だと、manifest.json + スクリプトファイル の 2 ファイルあれば表示できます。

ホスティングする必要がない

一般的なウェブアプリケーションと違って、ホスティングは必須では有りません。
SPA のようなアプリケーションも、vercel のようなホスティングサービス無しで配布することが出来ます。

Chrome の様々な機能にアクセスできる

Chrome のお気に入りや、タブの情報、他のウェブページの DOM など、一般的なウェブアプリケーションよりも広い範囲の機能にアクセスできます。

バックエンド側の処理も書ける

通常のフロントエンドのような CORS の制限なく外部 API にアクセスできます。すなわち、API サーバを立てることなく、外部 API との連携が可能になります。
また、Storage にデータを保存して永続化できます。

ユーザ間連携などはバックエンドが無いと実現が難しいですが、それ以外のちょっとした処理であれば、バックエンドが不要です。

つまり

Chrome 拡張は個人開発にちょうどいいのです。

私は業務で使っているサービスをより便利に使えるツールを開発するのが好きです。
自分が欲しい機能を開発して、ついでに公開しています。フロント周りの新しい技術の試験導入なども気軽にできるので楽しいです。

Chrome 拡張概要

https://qiita.com/punkshiraishi/items/5eca74202f6445025650

サンプル

https://github.com/punkshiraishi/mini-ext

Vue で開発するなら

vitesse-webext がおすすめ!
https://github.com/antfu/vitesse-webext

  • 最新の Vue と開発ツールで構成されたテンプレート
  • linter セットアップ済み
  • アイコンコンポーネント
  • ホットリロード
  • 自動インポート
  • コマンドで簡単に zip 化

これまでに開発したもの

https://chrome.google.com/webstore/detail/backlog-ease/ficjhafgakeknjbjmlbbcfcjedbmeclf?hl=ja&authuser=0

https://chrome.google.com/webstore/detail/daily-report-generator/bmdlandlljfpmfdifcdfbkodjdndipmg?hl=ja&authuser=0

https://chrome.google.com/webstore/detail/chatgpt-autocontinuer/plmdeeladmaofbgigihgnnjmfkhkbfhh?hl=ja&authuser=0

https://chrome.google.com/webstore/detail/oviswitch/ldohahnbhclmpimkninjoellgemepljl?hl=ja&authuser=0

https://chrome.google.com/webstore/detail/skip-for-you/igabjenmpohckoigobapannlblcpbbnm?hl=ja&authuser=0

これらは GitHub 上にソースコードを公開しています。Issue、PR、機能提案などお待ちしております。

さいごに

皆様も良い Chrome 拡張ライフを!

よりそうテックブログ

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