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お名前.com から Google Domains にドメイン移管する

2020/09/26に公開
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はじめに

日本のドメイン取得サービスは、GMO系のシェアが圧倒的と言われています。

自分も長年「お名前.com」を利用してきましたが、

  • .com のドメイン更新料の高騰(5,000円/年オーバー)
  • 個人的な視点で UI/UX が不親切(誤操作させるような作り)
  • GSuite を利用すれば、ドメインメールが簡単に利用できる

といった理由で、ドメイン移管することにしました。

移管先のドメインサービスは色々ありますが、Google Domains が日本対応したので移管してみました。

Google Domains に移管した場合の料金は 1,540円/年(税込)になります。

ドメイン更新期限30日以内はドメイン移管できない

ドメイン更新期限が30日より多く残っている場合は、すぐにドメイン移管できます。
逆に 30日以内はドメイン移管できませんので、一旦お名前.comでドメイン更新料を支払って更新します。

その場合、Google Domains では更に積み増して更新することになります。
例えば、お名前.com で1年更新し、Google Domainsに移管したら 2年更新となります。

お名前.comでWhois情報確認と公開代行解除

ドメインを移管する前に、お名前.com のWhois情報公開代行を解除しておく必要がありますが「お名前.com」の解除方法はわかりにくいです。

また、Whois 情報フォーマット(住所表記など)が間違っていても移管できません

Whois情報変更

(Whois情報が正しければこの操作は必要ありません。)
メニュー一覧から「Whois情報変更」を選択します。

一括でドメインを選択して【次へ】をクリックします。

変更情報を全てチェックして【次へ】をクリックします。

個人情報を入力して更新します。(自分の場合は全て同じ情報にしました)

Whois情報公開代行の解除

ドメイン移管するにはWhois情報公開代行の解除が必要です。
メニュー一覧から「ドメイン」を選択しドメイン一覧にアクセスします。

解除したいドメインのWhois情報公開代行欄の「設定」をクリックします。

ここが非常にわかりにくい!
Whois情報公開代行が有効な場合は「Whois情報公開代行設定の解除はこちら」をクリックします。
「未設定」になっていれば解除済みなのでこの操作は必要ありません。

自分は Whois情報を全て解除してしまったのでキャプチャーはありませんが、操作に従ってドメイン解除をしてください。

ドメイン詳細情報で情報公開代行が解除されていることを確認します。

認証コード(AuthCode)の取得

ドメイン移管を申請するには、ドメインのAuthCodeが必要です。
お名前.com の AuthCode はドメイン詳細画面で確認できます。

ドメイン一覧から「ドメイン名」をクリックします。

【表示】をクリックすると AuthCode が表示されるのでメモしておきます。

Google Domains にドメイン移管

Google Domains へのドメイン移管はトップページの「すでにお持ちのドメインを移管しましょう」から申請します。

ドメイン移管の申請の方法

「移管するドメインを入力します」に移管するドメインを入力してリターンします。

登録画面が表示されたら「ドメインの準備」の「認証コード」を入力して【続行】します。

「ウェブ設定のインポート」の「DNS 設定をコピーして管理を Google に任せる(推奨)」のまま【続行】します。

「登録の設定」の内容を確認して【購入手続きに進む】をクリックします。

「ご購入手続き」画面で内容を確認して【購入】をクリックします。

ドメイン移管の申請後

「保留中のドメイン」にドメイン移管申請中のドメインが表示されます。

この時点ではまだドメイン移管は確定しておらず、トランスファー申請承認が必要です

また、Googleアカウントのメールに「Google Domains ご購入領収書」が届きます。

トランスファー申請承認

小一時間すると、お名前.com から「【重要】トランスファー申請承認のご連絡」メールが届きますので、メールの内容に従って承認します。

トランスファー申請を承認すると「トランスファー申請承認のご連絡」メールが届き、これで手続き完了となります。

さいごに

まだ Google Domains に移行したばかりで使用感の感想はいえませんが、UIもわかりやすいのでしばらく利用してみようと思います。

会社単位で Google Domains を利用するかは判断は難しいと思いますが、個人レベルでお試し感覚で利用してみるのもよいかもしれません。

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