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輪読会で学びの効果を最大化するための5つのコツ

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はじめに

輪読会は、グループで定めた課題図書を皆で読み、意見交換を通して本の内容を理解を深めていくという、勉強会のスタイルの一種です。
章ごとに内容のまとめ担当を決めて、発表のあとディスカッションを行うといった進め方が多いと思います。
本稿は、輪読会の参加者が、学びの効果を最大化するために行うとよいプラクティスをまとめたものです。

(1)事前に本を読んで、疑問点をまとめておく

一言でいうと予習は大事です、という話です。

わからないところは飛ばしつつ、ざっとでよいので一度通しで読了しておくことをお勧めします。その方が全体感を把握できるからです。(分量が多くて大変という場合は、ななめ読みや、目次に目を通しておくだけでも一定の効果はあると思います)

その上で、輪読会の前日や当日にその回の該当範囲をもう一度読みます。その際、自分が疑問に思った点、わからない点などを書き留めておくとよいと思います。
輪読会を通して、この部分の理解を明らかにするんだ、と目的意識を持って臨むと効果が全く違います。

(2)積極的に意見交換をする

質問をしたり、他の誰かの質問に対して自分なりの解釈を伝えたり。言語化を行うこと自体が、自分の理解を促進する場合もあります。こんな初歩的なこと聞いたら申し訳ないな、と遠慮してわからないままにしておくのは勿体ないです。同じことを聞きたい人がいるかもしれないですし、思いついたら発言してしまいましょう。

発言が特定の人に偏らないように誰かに振ってみるとか、ファシリテーションスキルを鍛えてみるのもよいかもしれませんね。

(3)読み返しを行う

復習も大事です。輪読会の記憶が鮮やかなうちにもう一度該当範囲を読み返すことは、記憶の定着や理解の深化に抜群の効果があります。
一人で読んだ時は何気なく流していた箇所にも、他の人の意見によって新たな気づきが得られるかもしれません。

(4)学んだ内容をアウトプットする

ただ読み返すだけでなく、どんな形でもいいのでアウトプットするとさらに効果が高まります。
ノート手書きでまとめるでもいいですし、ブログに書くなど、好きなやり方でまとめるとよいと思います。

私はSlackの分報チャネル(個人の作業ログや疑問・感じたことなどをつらつらと書くためのチャネル。同僚からアドバイスをもらえることもあり、便利です)を使ってます。
以下のような感じです(ちなみに輪読対象は『レガシーコードからの脱却』)。

分報という半パブリックな場所を使っているのは、それを誰かが読むかもしれないという意識があった方が、意味のある形でまとめるような気がするからです。

(5)発表者になる

輪読会のルールで、発表者は完全持ち回り制にしている場合もあれば、立候補制にしている場合もあるでしょう。いずれにしても、発表者という特権を最大限に活用すべきです。
発表者になった場合、普段よりも一層真剣に本と向き合うことになるでしょう。
資料作りのスキルや、プレゼンテーションのスキルを磨く機会としても活用できます。

まとめ

輪読会に参加するということは、その本から何かを学んで、自分の仕事やその他の活動に活かしたいというモチベーションの表れです。そのようにやる気に満ちた状態で、さらに工夫をして取り組めば学習効果を格段に上げることが可能だと思います。

本稿で挙げたようなプラクティスが、少しでもお役に立てれば幸いです。