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Pygameを使って球体を描画する
はじめに
Pygameを使って画面に球体を描画する基本的なプログラムを作成します。
このように描画されたら完成です。
以下のステップに従って進めてください。
ステップ1: モジュールのインポート
まず、Pygameモジュールをインポートする必要があります。
import pygame
-
import pygame
: これにより、Pygameライブラリがプログラム内で使用できるようになります。
ステップ2: Pygameの初期化
次に、Pygameを初期化します。
pygame.init()
-
pygame.init()
: Pygameを使う前に、この関数を呼び出してPygameを初期化する必要があります。
ステップ3: 画面の設定
画面のサイズを設定し、表示するウィンドウを作成します。
screen = pygame.display.set_mode((400, 300))
-
pygame.display.set_mode()
: この関数は、新しいウィンドウまたは画面を作成します。 -
(400, 300)
: ウィンドウのサイズを横400ピクセル、縦300ピクセルとしています。
ステップ4: ゲームループ
ゲームのメインループを作成し、そこで球体を描画します。
running = True
while running:
for event in pygame.event.get():
if event.type == pygame.QUIT:
running = False
screen.fill((0, 0, 0))
pygame.draw.circle(screen, (0, 128, 255), (200, 150), 50)
pygame.display.flip()
pygame.time.delay(100)
-
running = True
: ゲームが実行中かどうかを追跡するための変数です。 -
while running
: このループはゲームが実行中である限り続きます。 -
for event in pygame.event.get()
: ゲームのイベントを取得しています。 -
if event.type == pygame.QUIT
: ウィンドウが閉じられた場合、ループを終了します。 -
screen.fill((0, 0, 0))
: 画面を黒色でクリアします。 -
pygame.draw.circle()
: 画面に球体を描画します。ここでは青色の球体を、画面の中心に近い位置に描いています。 -
pygame.display.flip()
: 画面の内容を更新します。 -
pygame.time.delay(100)
: 次の画面更新まで少し待機します。
ステップ5: Pygameの終了
最後に、Pygameを適切に終了します。
pygame.quit()
-
pygame.quit()
: Pygameのリソースを解放し、プログラムを終了します。
プログラム全体
import pygame
pygame.init()
screen = pygame.display.set_mode((400, 300))
running = True
while running:
for event in pygame.event.get():
if event.type == pygame.QUIT:
running = False
screen.fill((0, 0, 0))
pygame.draw.circle(screen, (0, 128, 255), (200, 150), 50)
pygame.display.flip()
pygame.time.delay(100)
pygame.quit()
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