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Azure Data Factory のカスタムパラメーターで ARM テンプレートのパラメーター上限を回避する?
はじめに
現時点でこの記事は概ね備忘録です。
自分以外が見てももしかしたら役立つかも程度のメモだと思ってみていただければと思います。
この記事の要約
Azure Data Factory (ADF) のカスタム パラメーター機能は、各オブジェクトの構成値をパラメーター化するかしないかを定義するものであり、使ったからと言って、ARM テンプレートのパラメーター数上限を超えるための方策にはならないケースがあります。
ADF のカスタム パラメーター
このワードに出会うケースは、ADF で「発行(Publish)」ボタンを押したタイミングという方が多いのではと推測しています。256個以上のパラメーターがあるとデプロイできないよ、ってポップアップが出るので。
そしてそのポップアップに含まれるリンクにアクセスすると以下のページに到達します。
このドキュメントを注意深く読める人は、ここまでで大丈夫です。ドキュメントを最初から最後まで熟読してください。
熟読辛い人向け
- カスタム パラメーターは、ADFのオブジェクト(トリガーやパイプラインなど)の設定値を ARM テンプレートのパラメーターにするかしないかを決める機能
- 非パラメーター化すれば、ARM テンプレートのパラメーター数は減るので、256個を下回れるようになるかもしれないが、後から変更できなくなるので注意が必要
- 非パラメーター化しても256個を下回れない場合は、そもそもパイプラインをもうちょっとすっきりさせる等の対策が必要
おわりに
できませんというポップアップにリンクが含まれていると、「その制限を超える方策では?」と考えがちですし、どうしてもそういう気持ちでドキュメントを読んでしまいますよね。
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