サンタが遅れてやってきた:はじめてのMacbook環境構築
この記事は SUPER STUDIO Advent Calendar 2023 の25日目の記事です。
この記事ができてしまった言い訳
これを書いている時点ですでに2023/12/27なんですが、まぁそれはさておき。
弊社の仕事納めは12/26でして「今年も一応仕事が納まったなぁ……」と、今朝は二度寝をかまし、布団に入ったままスマホでぽちぽちと弊社のアドベントカレンダーを眺めて、新しい記事を確認していたわけです。
( ゚д゚)ハッ!
なんてこった。25日だけぽっかりと空いているではありませんか
1日だけ足りてないのはなんかおなかがもにょもにょしてくるので、「誰か新しい記事投稿してくれないかな」と思いながらこれを書きはじめてます。
本当は最終日の記事なのでかっこいい記事でばちっとまとめていただけるのがよいのですが、私がこれを書き終わるまでに誰も投稿してなかったらこれが最終日の記事になってしまうでしょう。
アドベントカレンダーを企画してくださった天使にーさんと 酒ヤクザねーさん にはとても申し訳ないきもちもありますが、そんなことになってもゆるしてね。
まえおき
私の普段づかいPCは以下です。
- 個人PC: 先日CMOSの電池切れを起こして起動しなくなったWindows10(電池入れ替えたら元気に復活!)
- 社用PC: 「インテル入ってる」のMacBook Pro (13インチ) いつのモデルかはよくわからない。多分M1になる 1-2世代前(いい加減)
Windows PCは なくなると一部ゲームができなくなるので 手放せないのですが、突然 shell があれこれしなくても動く環境が欲しくなってしまい、年休消化中のある日(12/21)に MacBook Air を突然ポチってしまったのです。お金の節約のために整備品にしようと思ったのですが、英語キーボードの整備品を探すのがだんだんめんどくさくなったので普通にポチりました。
そしてサンタさん(=クロネコヤマトのおねーさん)が26日午前中にお届けしてくれました。
上海→深圳→日本 というよくあるルートで旅をしてきた子です。
お届けがクリスマス当日から1日遅れたとはいえ、国によっては Boxing Day でプレゼントあける日なので無問題。
ということで、仕事が納まった26日の夜からいそいそとセットアップしています。
私は今の会社ではじめてMacを触ったため、自分でイチからMacをセットアップするのは初めてです。[1]
初心者らしく、かなり初期でギブアップし、再セットアップする羽目に陥りました。次はこんなことしねーぞという備忘のために書き残して置きます。
環境
- MacBook Air 15インチ[2] (M2チップが入ってるやつ)
- MacOS14 (Sonoma)
- 利用中の Apple ID と iPhone / Apple Watch あり(古いけど)
私が犯したあやまち (ローカルユーザアカウント作成の罠)
いまどきのPCの初期設定は案内に従って進むだけというイメージがあり、割と気楽に進めてました。
言われるままに Wi-Fi に接続し、Apple IDを入力→認証し、利用規約に同意し、コンピュータアカウントを作成して……と「はいはーい。次! 次!」と進めていました。
そして、ターミナルを起動した瞬間に ( ゚д゚) となりました。
yokotsukuda@Yokonokonpyut ~ %
リアルでこんな顔 ( ゚д゚) してたと思う。鏡見てないけど。
社用PCならともかく、個人PCでこんな長い username は許容しがたいし、hostname は長い上にローマ字ってなんなん……。
とりあえず、hostname は普通に触ってて「🍎 > システム設定 > 一般」の「コンピュータ名」編集できるので、変更できました。
が、username が……。
いろいろ調べたのですが「別の管理者ユーザを作成する」→「ログアウトして、別の管理者ユーザでログインしなおす」→「間違って作ったユーザの usernameを変更する。そして云々……」
公式→ https://support.apple.com/ja-jp/102547
その他、あとから変えられませんとか変えられるけど面倒です、といった記事をネットで見つけました。
ということで、めんどくさ……となったのと、セットアップも割と序盤で気づいたため、いろいろ頑張るよりやり直すほうを選びました。
深夜だったこともありちゃんとキャプチャ(というか写真)を取っていなかったので画像は掲載できないのですが、「コンピュータアカウントを作成」の流れで設定する以下がポイントでした。
- フルネーム: ここはあとで変えられます
- アカウント名: ここが問題の箇所[3]
- パスワード と パスワード確認(再入力)
ここを考えなしにぽんぽんと進んでしまうと私みたいになるので、ローカルユーザ名とかディレクトリの名前の長さにこだわる人は気をつけましょうね。
その他、インストールしたもの紹介
動画や写真の作成とか編集とかそういうのが目的ではないため、かなり偏っていることは自覚してます。
なんならMacOS使ってると仕事と変わらない気分になるので、仕事で使ってるツールをぽいぽい入れた感じもしないでもなく。
万が一参考になる方もいるかもなので、インストール順に記載しておきます。
- 1Password : これがないと認証のたびにスマホでログイン情報確認→手入力 という苦行を強いられるので最初に導入。App Store にはなぜか 1Password8 がなかったので、公式サイトからDL。
- Google chrome: これもApp Storeになかった。まぁそうよね。
- Slack: 言わずもがな
- この辺で「あっ」となり「🍎 > システム設定 > キーボード > キーボードショートカット > 装飾キー」で Caps Lockを潰す(Ctrlに置き換え)
- Google 日本語入力: Mac純正のとはあまり仲がよくなく……。ことえりよりは良くなってるのはわかってる。
-
Homebrew: 便利
- git
- python -> pandas
- csvkit: CSVファイルを手元で扱うときは超便利
- node.js -> Vivliostyle / npm-run-all / sass
- ghostscript (vivliostyleで必要なので)
- PlemolJP : tana-p に教えてもろたフォント。見やすい。
- nkf : 文字コード変換するときに超優秀
- gawk : いにしえの民なので awk だいすき
- Visual Studio Code: 最近はずっとこれ。複数環境でも設定を同期してくれるのマジ神。
- Karabiner-Elements: 会社PCにはまだ入れてないもの。現在設定調整中。
- Zenn CLI: この記事を書くにあたって入れました。
ちなみに、chrome が全然インストールできなくて、以下の画面までたどり着いたものの「あれー、LaunchpadにChrome出てこないなぁ🤔」と何度もやり直してました。
Finder開いてアプリケーションフォルダにドラッグするべしって指示だったみたいです
ちなみに私は上記のウィンドウの中で、ひたすらChromeのアイコンをその下のフォルダのアイコンにドラッグしてました。
Mac民にはあの指示だけで伝わるんでしょうか。「Mac難しい」と思った瞬間でした。
でも、他のアプリケーションではさほどインストールに苦労しなかっただけなので、Chromeだけの問題かもしれません。
.zshrc の調整
社用PCで利用している .zshrc は社用PCを開かないと確認できない状況です。
※一応休みの日なので社用PCを開きたくないのです。開くと勤怠管理システム[4]にログがついちゃう(めんどくさい)
とはいえ、私はプロンプトに日時を入れる派[5]なので、デフォルトの username@hostname path %
もちょっとなぁ……と探していたら、今よりいいものを紹介いただいている記事を見つけました!
ありがてぇ……。ということで調整した結果の .zshrc はこれです。
export PS1="%~ %# "
setopt prompt_subst
TMOUT=1
TRAPALRM() {
if [ "$WIDGET" != "expand-or-complete" ]; then
zle reset-prompt
fi
}
RPROMPT="%F{cyan} %D{%Y-%m-%d %H:%M:%S} %f"
見た目はこんな感じになります。
入力待ち行の時刻部分は毎秒更新されます。
これは個人的にとてもよかったので、年明けに社用PCもこの設定に変更しようと考えてます。
おわりに
これからの年末年始休暇で、その他いろいろインストールするとは思うのですが、とりあえずここまで揃えば作業できるなといったところです。
次に社用PCが交換されても、この記録を見たらだいたいの作業ログになってるので困らなさそうです。
そしてここまで書いても、弊社のアドベントカレンダーの25日目が入ってこない。
そろそろ仕方なさそうなので観念します。
クリスマスがすっかり過ぎ去ってしまいましたので、みなさまよいお年を!
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