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Google Cloud Modern App Summit Tokyo'24 に登壇しました! ~オススメのセッションを添えて~

2024/03/12に公開

はじめに

3/1(金)に Google Cloud Modern App Summit Tokyo’24 が開催されました

https://cloudonair.withgoogle.com/events/modern-app-summit-24#

私はスポンサーセッションのSpeakerとして参加しましたが、他のセッションもすごくおもしろいものが多かったのでゆる〜く内容も合わせてご紹介します

この方の参加レポートがすごく良いのでぜひ!

https://iret.media/94801

登壇内容

私は、以下の内容で登壇しました。
これだけ規模の大きいイベントに登壇するのは初めてだったので、すごく良い経験ができたと同時に、このような素敵な場所に立たせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです🙇‍♂️

https://cloudonair.withgoogle.com/events/modern-app-summit-24?talk=session-c1

資料はこちらからご覧いただけます👇

https://lp.cloudplatformonline.com/rs/808-GJW-314/images/GoogleCloud_mod0301_breakout-c1.pdf

Modern App Summit どんな内容

大きなテーマは3つでした。

ホットワードであるPlatform Engineeringをはじめとする、Google Cloud の今年のトレンドを知ることができる内容でした

  • Modern / Modernize
  • Platform Engineering
  • Gen AI

Modern / Modernize

Google Cloudには、Tech Acceleration Program (TAP) というModernizeを加速する内製化支援プログラムがあるそう

内製化支援  |  Google Cloud

STORES 株式会社: Tech Acceleration Program で、STORES ブランドアプリのパフォーマンス改善に着手 | Google Cloud 公式ブログ

モダンな開発とは?

モダンなアプリケーション開発は、ビジネスをマーケットに展開する速度を上げると同時に、安定したサービス運用を実現することが目的

https://gihyo.jp/article/2023/08/modern-app-development-on-google-cloud-01#gh3z4yh6_R

この中で、State of DevOps Report にも言及されているのであらためて見てみるといいかもしれません

https://sreake.com/blog/accelerate-state-of-devops-report-2022/

https://cloud.google.com/blog/ja/products/devops-sre/announcing-the-2023-state-of-devops-report

Platform Engineering

組織において有用な抽象化を行い、セルフサービス インフラストラクチャを構築するアプローチです。散乱したツールをまとめ、デベロッパーの生産性を高める効果があります。プラットフォーム エンジニアリングの狙いは、デベロッパーが体験する日常的な困難を解消して、行きすぎた責任共有モデルが引き起こす学習の手間を抑制すること

https://cloud.google.com/blog/ja/products/application-development/golden-paths-for-engineering-execution-consistency

Gartnerの予測では・・・

2026年までに、ソフトウェア・エンジニアリング企業の80%が、アプリケーション・デリバリのための再利用可能なサービスやコンポーネント、ツールの社内プロバイダーとしてプラットフォーム・チームを結成するでしょう。

ゴールデンパスが大事ということらしい🧐

ゴールデンパス は「迅速なプロジェクト開発に役立つ巧みに統合されたコードと機能のテンプレート構成」

詳しくは、CNCF Platforms White Paper を見てください

https://tag-app-delivery.cncf.io/whitepapers/platforms/

参考程度に他パブリッククラウドの Platform Engineering に対する考え方はこちら👇にまとまっています

🗣️ 個人的オススメセッション

【Track1】

Google Cloud を活用した、人工衛星に最適な地上システム運用を目指して

https://cloudonair.withgoogle.com/events/modern-app-summit-24?talk=session-a4

人工衛星システムとは?というところから、特性にあった最適な運用をどう考えているかというカルチャー・思想的なお話まですごく参考になります!

(💡組織全体にアプローチするCCoE活動のような側面も入ってるので、そのあたりのことに携わっている方は見てみるとヒントがあるかも?です)

ここで例にあげているのは・・・人工衛星のシステムには以下が必要

「コンプライアンスへの準拠」と「多様なエンジニア(ロールや国籍が異なる)との調和」

👉 IaCを中心としたエンジニアリングによるアプローチ で実現

「オープンなインフラ」 という思想を持ち、「壁をつくらずself-serviceで誰でもインフラ変更に関与できる」 という前提を作っている

またインフラエンジニアのスタンスは 「クラウド技術と非機能の伴奏者」 と定義し、IaCという共通のインタフェースを通じてアプリケーションをはじめとする他チームとのコラボレーションを実現しているという点も興味深いです

エンジニア同士なんだから、技術情報を一度、含みのある日本語に変換して遠回しに言うのではなく、解像度の高いまま共通言語(IaCは一番鮮度の高い情報)で話した方がお互いにとって認識齟齬なくHappyHappyHappy😺だよね と深く考えるきっかけになる素敵な内容でした!

【Track2】

これから始める Platform Engineering

https://cloudonair.withgoogle.com/events/modern-app-summit-24/watch?talk=session-b1

Platform Engineeringの目的とすることや、言語化された思考プロセスなどがわかりやすく理解できるようになっています

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【Track3】

[Champion Innovator Lightning Talk] GKE 大規模活用術!おすすめ機能とその選び方

https://cloudonair.withgoogle.com/events/modern-app-summit-24?talk=session-c5

GKEモード:GKE Standard , Autopilot と GKE エディション:GKE Enterprise の関係性やそれぞれにおけるできることできないことが語られています。

Gateway API, Ingress, NEGとの比較や、ASM , GKE Dataplane V2との比較がわかりやすくまとまっています。

まとめ

Google Cloud Modern App Summit Tokyo’24 は、Google Cloud の今年のトレンドを知ることができる内容でした

アーカイブ視聴もあるので、もし興味がある方はぜひご覧ください!

https://cloudonair.withgoogle.com/events/modern-app-summit-24#

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