GitHub初学者向け無料チュートリアル「GitHub Skills」をやってみた
GitHubの操作を学べる無料チュートリアル「GitHub Skills」が出たぞーというので初学者の私が早速やってみました。
結論としては、Markdown記法やブランチ分けてコミットしてプルリク出して〜の一連の流れがまとめて理解できてよかったです。1時間もあれば終わるよ!
GitHub Skillsとは
「初心者から上級者まで、インタラクティブなコースでGitHubの使い方を学べる」(DeepL直訳マン)というやつです。ちなみに全編英語です。がんばろう。
「First day on GitHub」として、「Introduction to GitHub」「Communicate using Markdown」「GitHub Pages」の3コース、「First week on GitHub」として、「Review pull requests」「Resolve merge conflicts」の2コースが用意されています。
そのほかGitHub Actionsを学ぶコースもあるのですが、そちらはまだ手をつけなくていいかなと思ったので、最初の5レッスンをやってみました。
Introduction to GitHub
こちらのテンプレートリポジトリから自分用のリポジトリを作成して、README.mdに書いてある指示通りにGitHubを操作していきます。
このレッスンでは、新しいブランチを切る、ファイルを追加してコミットする、プルリクを出す、マージする、という操作が練習できます。
GitHubの操作はちょっとかじっていたので、正直このコースで新しい発見はなかったのですが、次のステップとして、プロフィール用のREADME.mdを追加する方法が紹介されており、これはへぇ〜と思いました。あとでやろう。
Communicate using Markdown
このコースではMarkdown記法を練習します。Markdown記法は、情報を整理してコミュニケーションするためにREADME.mdファイルやプルリクエストなどで利用されています。
ここで取り上げられているのは、Markdown記法の中でも、見出し、画像、コードブロック、チェックリストだけ。開発時のコミュニケーションに最低限必要な要素だけに絞ってくれているようです。
GitHub Pages
静的サイトのホスティングサービス「GitHub Pages」と静的サイトジェネレータのJekyllを使って、GitHubのリポジトリからサイトやブログを作成する方法を学びます。
記載されているステップ通りにすすめていけばブログが完成するのですが、肝心のURLが案内されていないような…(私が見落としていたらすみません)。
URLはhttps://アカウント名.github.io/リポジトリ名
となります。progateさんに解説があった。
ちょこちょこっと操作するだけでこんなブログができますよー。楽しいですね。
Review pull requests
次はプルリクにレビューする方法を学びます。このレッスンにめっちゃいいことが書いてあって、
In your review comments:
- Identify potential issues, risks, and limitations.
- Suggest changes and improvements.
- Share awareness of upcoming changes that the pull request doesn't account for.
- Ask questions to verify shared understanding.
- Highlight what the author did well and should keep doing.
- Prioritize the most important feedback.
- Be concise and provide meaningful detail.
- Treat the pull request author with kindness and empathy.
(DeepL直訳マン)
レビューコメントで:
- 潜在的な問題、リスク、制限を特定する。
- 変更点や改善点を提案する。
- プルリクエストに記載されていない、今後の変更点についての認識を共有する。
- 共有された理解を確認するために質問する。
- 作者がよくやったこと、続けるべきことを強調する。
- 最も重要なフィードバックに優先順位をつける。
- 簡潔で、意味のある詳細を提供する。
- プルリクエストの作者には、親切心と共感をもって接しましょう。
「相手がよくやったことを強調する」「相手に親切心と共感をもって接する」……すべての仕事、いや人生において大事にしたいメッセージですよね。私はプルリク版山本五十六と名付けました。
Resolve merge conflicts
最後です。マージコンフリクトを解消する手順を学びます。
このあたりはひとりでローカルでコツコツ開発していたらあんまり遭遇しなさそうな場面なので、このような教材で練習できるのはありがたかったです。準備もなくいきなりコンフリクトに遭遇したら怖いし。
コンフリクト解消後のブランチの挙動を学ぶ「Step 2: Create your own conflict」で「おん? ちょっと何いってんだ?」状態になったので、ここは要復習ですねー。なんとなく言わんとすることはわかるんだけれども。
感想
GitHubに関しては動画教材とか入門本とかいろいろ出ていますが、これは無料だしサクッと終わるし、ざっと概観を掴むにはいいんじゃないかなと思いました。公式の安心感もあるし。文章もファンキーで、ステップが進むごとに「イェーイ! あなたは〜〜ができるようになったよ!✨」って感じで楽しいです。思わぬ深い名言にも触れることができ大満足です。
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