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技術記事アウトプットの一事例

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これは何?

いわゆる「駆け出しエンジニア」が技術記事を公開することに関して、過去から現在まで賛否さまざまな議論・意見を見かけます。両陣営どちらの言い分も最もな内容は含まれる一方で、実際の舞台裏が文章化されることは少ないように思えます。

この記事は、筆者自身が行ってきた技術記事の公開というアウトプット行為の事例紹介として書いてみました。これから技術記事を書いてみようかなと考える方にとって、多少なりとも参考になる内容を含んでいれば幸いです。

この記事の趣旨は、あくまで「筆者はこういうスタンスで技術記事を書いているよ」という事例紹介に過ぎません。他の方が同じことを実践する必要は全くありません。

Who am I ?

2021年8月現在、はてなブログ(2つ)+Qiita+Zennサイト合計で約800記事を投稿してきました。

主に1番目のはてなブログ(旧はてなダイアリーから移行済)を利用しており、こちらは毎月1記事以上の投稿ペースで丸9年と8ヶ月目に突入しました。それ以外の3サイトは、投稿内容や気分に応じて不定期に利用しています。

技術記事執筆の舞台裏

筆者の場合、技術記事を書く目的・インセンティブは下記理由によります。優先度順に並べてはみましたが、全く下心がないとは言いません。にんげんだもの。

  • 知的好奇心の探求
  • 外部記憶装置
  • テクニカルライティング訓練
  • いつか誰かの役に立つといいね

メインのサイト「yohhoyの日記」では、投稿内容を他の人に読んでもらうことをほとんど意識していません。それぞれの記事で扱うテーマを極力絞り、自分自身が後で思考再現できる程度の説明で済ませています。広いテーマを網羅的にまとめたり、他人にとって読みやすい文章を書くことは二の次です。しっかりした記事や役に立つ内容にしようと必要以上に気負ってしまうと、作業時間コストが増えることで心理的ハードルも上がってゆき、いずれはモチベーションも失われてしまいます。人間は弱い生き物なのです。

一方で、何らかの目標設定をした方が長続きするのも事実です。筆者の場合「毎月1記事以上は何か投稿する」を唯一の目標にしています。当時利用していた旧はてなダイアリーでは投稿のある月だけがリストアップされる仕様となっており、各年度12ヶ月分を全部埋めて見た目を綺麗に並べておきたい[1]というのが理由です。より高い目標設定もあり得たでしょうが、夏休みの日記を提出期日を過ぎてから埋め始めるような人間にはこれが限界です。やはり人間は弱い生き物なのです(2回目)。

これからの人へのアドバイス

ここでのポイントは「1記事の テーマを絞る」「未来の自分 が理解できる説明」の2点です。

  • 「1記事のテーマを絞る」は非常に重要です。ライブラリの使い方のTIPSなど、本当に瑣末な事でも構いません。これまでの経験上、長い時間をかけて調査し考察をまとめた投稿よりも、ちょっとした内容を数分で書いた投稿の方がページビュー(PV)が高いケースはよくあります。検索サイトから飛んで来るシナリオを想像してみてください。そういうものですよ?
  • 「未来の自分が理解できる説明」はプログラムのコーディングとも通じるところがあります。数日後/数ヶ月後/数年後にそのソースコードとコメントを見返したときに、理解しやすく思い出せるよう書かれていますか? 未来のあなたは、あなたに最も身近な“他人”です。執筆中は当然のことと思ってしまう前提条件や環境情報などは、文章として残しておかないと自分で自分を殴りたくなるかもしれません。

そもそもアウトプットとは

この記事では、IT技術者のアウトプットとして技術記事だけにフォーカスしています。実際にはこれ以外の選択肢も多数存在するはずです。OSSプロジェクトへのソースコード・ドキュメント貢献、技術QAサイトでの質問・回答投稿[2]、本業での(直接は見えにくい)ビジネス貢献などもアウトプットの1形態です。

技術記事の執筆・公開だけにこだわる理由はありません。それでもこの形態でのアウトプットにチャレンジする方を陰ながら応援しています。

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脚注
  1. https://twitter.com/yohhoy/status/1086660557451579392 ↩︎

  2. QAサイトでは回答投稿だけでなく、質問投稿もまた貢献の一種です。サイトのアクティビティを増加させ、将来の誰かが直面するであろう質問を事前投稿したのですから。ただしQAサイトのルールには従いましょう。丸投げ質問や宿題代行はNGです。「技術系Q&Aサイトのすゝめ」も参考に。 ↩︎

Discussion

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